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プログラム
《公開マスタークラス》
富所 小織 Saori TOMIDOKORO, Piano&通訳
安達 由祐 Yusuke ADACHI (国立音楽大学3年), Trombone
H.トマジ:トロンボーン協奏曲 第1楽章
Henri Tomasi: Concerto pour trombone et piano
黒田 逸加 Itsuka KURODA (東京音楽大学4年), Trombone
P. スパーク:トロンボーン協奏曲 より
Philip Sparke: Trombone Concerto
《ミニコンサート》
オラフ・オット Olaf OTT, Trombone
富所 小織 Saori TOMIDOKORO, Piano
F.ダーヴィト:トロンボーンとピアノのためのコンチェルティーノ 変ホ長調 作品4
Ferdinand David: Concertino Es-dur op. 4 für Posaune und Klavier
A.ギルマン:交響的断章 作品88
Alexandre Guilman : Morceau Symphonique, Op. 88
A. エクレベ:トロンボーンとピアノのためのソナタ
Alexander Ecklebe: Sonate für Posaune und Klavier
出演者
オラフ・オット Olaf OTT
1963年ドルトムント生まれ。ヴェストファーレン・リッペ音楽大学ドルトムント校(現デトモルト音楽大学)にてH.クリッケ教授に師事し、1985年デュイスブルク交響楽団首席トロンボーン奏者(ライン・ドイツ・オペラ兼任)、1989-94年ベルリン放送交響楽団(現ベルリン・ドイツ交響楽団)首席トロンボーン奏者を経て、1994年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に入団し、1999年以来、首席トロンボーン奏者を務める。オーケストラやベルリン・フィル・ブラス・アンサンブルとしての活動のかたわら、1982年に結成したトリトン・トロンボーン四重奏団として、1986年ハンガリーのバラチで行われた国際金管室内楽コンクール第1位、1992年東京国際音楽コンクール室内楽第3部門第2位(ベスト・トロンボーン・クァルテット特別賞)受賞。2006年には日本ツアーを実施し、東京公演はNHKで放送される。現在、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団オーケストラ・アカデミーならびにハンス・アイスラー音楽大学で後進の指導にあたる他、ヨーロッパ、アジアなど世界各地でマスタークラスを開講している。LITTIN国際トロンボーン四重奏コンクールをはじめ数々の国際コンクールに審査員としても招聘されている。
トリトン・トロンボーン四重奏団でスウェーデンのBISレーベルより、1993年「トロンボーンのためのフランス音楽」、1994年「トロンボーンのためのドイツ音楽」、1996年「トロンボーンの天使たち」、1998年「トリトンの旅」と4枚のCDをリリースしている。ソロ・アルバムとしては、2004年「オラフ・オット トロンボーン協奏曲集」(カメラータ・トウキョウ)、2015年「トロンボーンとピアノのためのフランス音楽」(ワーナーミュージック)、2019年「シンフォニック・トロンボーン」(299MUSIC)をリリース。
富所 小織 Saori TOMIDOKORO
国立音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業後、トロッシンゲン音楽大学にて室内楽およびドイツ歌曲専攻科を首席で卒業。ハンス・アイスラー音楽大学にて指揮科伴奏専攻のディプロマを取得後、専攻科を首席卒業。2004年マルクノイキルヒェン国際コンクールにて優秀伴奏者賞を受賞し、2005年ベルリンの若き芸術家のための奨学金を授与される。ラインスベルク室内歌劇場、カッセル州立劇場、シュヴェツィンゲン音楽祭などドイツの主要な音楽祭、ベルリン・コーミッシェ・オペラにてオペラ伴奏者として働く傍ら、2011年からベルリン芸術大学およびハンス・アイスラー音楽大学、2017年からバレンボイム=サイード・アカデミーにて伴奏者として勤務する。
オラフ・オットのソロ・アルバム「トロンボーンとピアノのためのフランス音楽」で協演。ベルリン在住。
みどころ
世界最高峰といわれるベルリン・フィルで四半世紀にわたって首席トロンボーン奏者を務めるオラフ・オット氏によるマスタークラスと模範演奏会。ベルリン芸術大学、ハンス・アイスラー音楽大学、バレンボイム=サイード・アカデミーなどでトロンボーン科伴奏者を務める富所小織氏のピアノと通訳も必見必聴です。東京代々木上原のアットホームな室内楽ホールで、本場ベルリンでの音楽づくりを体験できる貴重な機会です。
お問い合わせ先
メールアドレス:4posaunen@gmail.com
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