劇団ショーマンシップ公演『八兵衛地蔵のお話～未来へ～』

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プログラム

中央区唐人町に330年間守り継がれる『八兵衛地蔵尊消防祭り』のもとになった森八兵衛さんのお話を唐人町地域周辺の地域住人、唐人町に根付いて活動する当人太鼓とともに劇団ショーマンシップが新たに新脚本・新演出で上演する。

出演者

森島ネイチャー　田中耀大　ソフィア　坂本陽香　宝伊謙斗　山口泰弘　寺崎索　当仁太鼓 他

みどころ

元禄7（1694)年の末、須崎であわや大火になろうかという火事があり、各町から町火消しが出動した。火はまもなく消し止めたが、唐人町と某町の町火消しどうしが喧嘩となり、その結果、相手方に3人の死者が出た。翌日、町奉行から下手人を出すように求められ、唐人町の人々は困り果てていた。この事件を知った森八兵衛は「独り身の自分が罪を引き受ければ、父母妻子のある人が命を亡くし遺族を悲しませなくてもすむので、代わりに罪を受けよう」と町の人々に申し出た。八兵衛は肥後の浪人であったが、父親の行方を捜して福岡まで来て福岡城下唐人町の成道寺の過去帳に父の戒名を見つけ失意のもとに暮らしていたが、その後大病を患い、隣人に手厚い看護を受けて九死に一生を得たことを非常に感謝していた。その申し出に町の人々は戸惑ったが、本人の意志は強く身代わりとなった。町の人々は、八兵衛に後世の弔いを絶やさないことを誓い、彼の処刑の後に建立されたのが「八兵衛地蔵」であり現在では、消防の守り地蔵としても崇められている。

お問い合わせ先

メールアドレス：mizota@showman.jp
電話番号：092-716-3175