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プログラム
第1部|TRIO(三重奏)
16:30–17:30
ミヨー:ヴァイオリン、クラリネット、ピアノのための組曲 Op. 157b(全曲)
演奏:長野 充(ヴァイオリン)、Sae(クラリネット)、Yukina(ピアノ)
17:40–18:40
シューベルト:歌曲「岩の上の羊飼い」 D. 965
演奏:森谷 直美(ソプラノ)、中山 太河(クラリネット)、沖 直子(ピアノ)
第2部|DUO(二重奏)
19:30–20:30
シューマン:幻想小曲集 Op. 73
演奏:Takaaki(クラリネット)、Kai(ピアノ)
20:40–21:40
ブラームス:クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調 Op. 120-2 より第1楽章
演奏:森 泰規(クラリネット)、平沢 朗子(ピアノ)
※ご注意
本マスタークラスは、チャールズ・ナイディック氏の演奏会ではありません。
4作品について、ナイディック氏が受講生たちのアンサンブルの指導を行う公開レッスンです。
各時間帯は、受講生の演奏とその後の公開レッスンを含みます。
曲目・時間は変更になる場合がございます。
出演者
講師|チャールズ・ナイディック
Charles Neidich
クラリネット奏者・指揮者
世界を代表するクラリネット奏者の一人。
卓越した演奏技術と美しい音色に加え、作品の本質を追究する飽くなき探究心によって、独自の音楽世界を築いてきました。
その活動は、世界各地での演奏にとどまりません。モーツァルトから現代音楽まで幅広い作品を研究し、歴史的資料に立ち返った作品解釈、知られざる名曲の発掘、現代作曲家の作品の初演など、ナイディック氏は常に新たな音楽の可能性を切り拓いています。
その探究心を象徴するのが、モーツァルトのクラリネット協奏曲の再録音です。最初の録音から26年を経て、同じ作品に再び向き合ったナイディック氏。ひとつの作品を生涯にわたって探究し続ける姿勢が、そこに表れています。
教育者としても高く評価され、1989年よりジュリアード音楽院で教鞭を執るほか、マンハッタン音楽院、マネス音楽院でも後進を指導しています。
-音楽が生まれ変わる瞬間を、すぐ目の前で-
卓越した演奏家であり、飽くなき探究者でもあるナイディック氏は、どのように音楽をつくり上げていくのでしょうか。
楽譜をどう読み解くのか、他の奏者の音をどう聴くのか、そして、作品の魅力をどう引き出すのか---ナイディック氏の指導は、単なるクラリネットの演奏技術にとどまらず、室内楽の真髄に迫ります。
会場は、わずか40席の渋谷ホールです。巨匠の言葉も、奏者の表情も、音楽が変わっていく瞬間も、すぐそばで体感できます。名演奏が生まれる、その過程に立ち会う贅沢な時間となることでしょう。
通訳:大島 文子
みどころ
「SOUP室内楽マスタークラス」シリーズ第8弾として、世界的クラリネット奏者である上、信頼をおかれる教育者でもあるチャールズ・ナイディック氏をお迎えします。
🎵 4作品を通して楽しむ、音楽の多彩な表情
**ドイツの深い叙情、フランスの色彩と洒落たリズム。そして、歌声が加わる室内楽**
ブラームス、シューマン、シューベルトというドイツ語圏の作曲家たちと、フランスのミヨー。音楽の構成や和声、リズム、音色の扱い方には、それぞれ異なる魅力があります。
重なり合う旋律や和声の移ろいに深い感情を託すドイツ・ロマン派の作品。一方、ミヨーの作品では、軽快なリズムや意外性に富んだ響きが、鮮やかな表情を生み出します。
さらに今回は、ソプラノ、クラリネット、ピアノによる歌曲も登場します。言葉を持つ歌と、言葉を持たない楽器が共に音楽をつくるという、室内楽のもう一つの魅力にも触れていただけます。
こうした異なる音楽の世界に、ナイディック氏はどのように向き合い、奏者たちから何を引き出すのでしょうか。
1. ミヨー:ヴァイオリン、クラリネット、ピアノのための組曲 Op. 157b
**3つの楽器、3つの個性。軽妙な音楽を生み出す仕掛けとは?**
洒落たリズム、意外性のある響き、次々に変わる音楽の表情。フランスの作曲家ミヨーによる、遊び心あふれる4楽章の作品です。
ヴァイオリンとクラリネットという異なる音色を、ピアノがどう結びつけるのか。複雑なリズムをどう共有し、3人で生き生きとした音楽をつくるのか。音の受け渡しや絶妙なタイミングによって、アンサンブルが変化していく面白さに注目です。
2. シューベルト:歌曲「岩の上の羊飼い」D. 965
**歌声とクラリネット。二つの声が紡ぐ、特別な室内楽。**
アルプスの山々に響く呼び声から、孤独や悲しみ、そして春への希望へ。シューベルト晩年のこの歌曲では、詩の世界に寄り添いながら、音楽の情景が移り変わっていきます。
クラリネットは単なる伴奏ではなく、歌声に応え、時にはもう一人の歌い手のように語りかけます。歌詞の意味や言葉の抑揚を、クラリネットとピアノがどのように受け止め、音楽として表現するのか。3人が一つの物語を描き出していく過程がみどころです。
3. シューマン:幻想小曲集 Op. 73
**言葉のない音楽に、どうやって物語を語らせるのか。**
夢見るような優しさから、軽やかな喜び、そして情熱的な高揚へ。3つの小品を通して、シューマンの豊かな感情の世界が広がります。
クラリネットとピアノが互いのフレーズに耳を傾け、問いかけ、応え合うことで、音楽はまるで会話のように動き始めます。テンポの揺れや間の取り方、音色の変化によって、同じ楽譜がどれほど違って聴こえるのか。その表現の可能性がみどころです。
4. ブラームス:クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調 Op. 120-2 第1楽章
**美しい旋律の奥にある、ブラームスの深い対話。**
温かく穏やかな旋律で始まる、ブラームス晩年の傑作。クラリネットとピアノは互いに寄り添いながら、時に主役を交代し、緻密な音楽を織り上げます。
旋律を美しく奏でるだけでなく、和声の変化や声部の動きをどう感じ取り、二人の呼吸を一つにしていくのか。楽譜に込められた音楽の構造を読み解き、深い対話へと発展させていく過程がみどころです。
動画
このイベントに関するお問い合わせ先
メールアドレス:soup.music.p@gmail.com
お問い合わせフォームURL:https://soupmam.com/
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