新潟交響楽団

団体紹介

新潟交響楽団、愛称「潟響（がたきょう）」は、昭和6年（1931年）に創立された、日本でも屈指の歴史と伝統を誇るアマチュア・オーケストラです。医師、教師、学生、会社員など、あらゆる職業の市民が参加する「真の意味の市民オーケストラ」として、長きにわたり新潟の音楽文化を支えてきました。
第二次世界大戦など存亡の危機を乗り越え、音楽愛好家の情熱によって活動の灯を守り続けてきた潟響は、定期演奏会を中心に、意欲的で本格的なクラシック作品の演奏に取り組んでいます。特に、昭和44年のベートーヴェン「第九交響曲」県内初演をはじめとする数多くの実績を持ち、その功績は昭和57年の新潟日報文化賞（芸術部門）受賞という形でも高く評価されています。
　
現在も約80名の団員が、仕事や勉学と両立しながら練習に励み、さらなる音楽的水準の向上を目指しています。新潟の地に深く根ざし、市民の力でクラシック音楽の伝統と情熱を受け継いでいるオーケストラです。

公式サイト