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プログラム
多文化共生演劇ユニット「鳴蒲牢」の旗揚げ公演になる。
「夜航船」は,明代末期の百科小説で、怪談から神話、宗教、政治や学問を網羅する小説である。古代、江南へ行くには船旅であり、その旅は長くつまらない。そこで、夜の船の中、背景、身分が異なる乗船者たちが自分の見聞を語り合い、博識を競い合うのが常だと言われる。「夜航船」というタイトルは、それ故である。
この度の公演は、短編の二本立て。
「ふねにのる」
35分
換気休憩
15分
「ありをふむ」
45分
出演者
出演者:永石匠、山本侑平、小池舞、堀桃子、山田久恵、佐倉ヒトイロ、野田ひまわり、三橋麻子、春田奨
作・演出・・・千一(鳴蒲牢/虚構の劇団)
演出助手・・・櫻井清音(鳴蒲牢)
宣伝美術・・・章奕扬・千一
劇中音楽・・・summerleto(鳴蒲牢)
舞台美術・・・板倉勇人
衣装 ・・・元岡奈央・千一
照明 ・・・佐藤佑磨
音響 ・・・松本蓮
舞台監督・・・山本愛(RAF)
企画制作・・・鳴蒲牢
みどころ
「ありをふむ」は、主宰者千一が東京藝術大学修了展で上演し入賞した、日本での演劇修行二年の集大成。
「ふねにのる」は新作であり、ユニット創立に向けての新しいこころみ。
あらすじ
「ありをふむ」
そこは劇場の楽屋。
暖簾がかかっているこじんまりの部屋。
そこに帰って来る「私」と「誰」、話が進む中、その劇場の奈落に出る幽霊の噂について盛り上がる。
「誰」が去り、「私」の背後から聞こえるのはその劇のセリフ。
不審者の「彼女」を追い詰めても、執拗に正体を教えてくれない。不穏な空気の中「私」は自分がどこにいるかを悟った。
「私」は舞台に立つ、そのために、その空間から脱出する。
「ふねにのる」
場所はコックピットらしき部屋、なにかに追われて、見知らぬ7人が集まってくる。
そこは一体どこなのか、船なのか、列車なのか、そもそも動いているものなのか。
メーターの言語が読めない、唯一の船員らしき人は謎めいてとっつきにくい。
7人は最初の混乱を経て、自己紹介と推測を語り合う。
牢屋、精神病院、集団洗脳、実験、想像が膨らむにつれて、争いが勃発。
皆の推測をまとめ、一番可能性の高い結論に至った。
そこは船である。
どんな船、水に浮く船なのか、空に飛ぶ船なのか、なぜ揺れないのか、なぜエンジンの音がしないのか、また激論が始まっていく。
お問い合わせ先
info.nakihorou@gmail.com
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