開場/開演情報・チケット販売期間
+他1の情報もみる
表示数を減らす
チケットの種類・料金帯
全-料金帯
0円 ~ 0円
-
ご利用可能支払方法
-
- 購入方法について
プログラム
youtube チャンネル「刀剣庵」の講師むーやんによる刀剣の講義です。
日本刀5振りを鑑賞します。
鑑定士のむーやんによる特別講義を限定5名の少数で受講することができます。
出演者
youtubeチャンネル 「刀剣庵」出演講師
鑑定士:むーやん
みどころ
【講義に使用する鑑賞刀】
■角元興
紹介動画:https://youtu.be/a6RL8kvogYw
初代元興は江戸に出て水心子正秀の門人となりました。
のちに苗字であった「古川」を「角」に改姓したと伝わります。
その後、薩摩国の刀工である奥元平に師事し相州伝を学び、道信銘から元興銘に改銘しました。
初代の現存数は少なく、また初銘であった道信銘の作品は滅多にないとされます。
元興銘の刀工は三代まで続きますが、二代元興は病弱であったと伝わり26歳という若さで亡くなりました。
三代元興は、2歳のときに父である二代元興を、7歳のときに祖父である初代元興を、さらに24歳のときに母と死別するという身内の不幸に見舞われました。
父や祖父に師事することができなかった三代元興は、会津の刀工である四代中条道辰に師事、のちに江戸に出て石堂運寿是一に師事したと伝わります。
■宝寿
紹介動画:https://youtu.be/svACOroDqmc
宝寿は、以前ご紹介した舞草刀工の一派で、平安時代末期から室町時代初期頃まで数代にわたって作刀を続けたと伝わります。
また、宝寿の父で一派の祖とされる文寿は平安時代の刀工ですが、源氏の宝刀「髭切」の作者として知られています。
源頼朝の奥州征伐ののち宝寿の刀工は全国へと移ったため本国での勢いは衰退していきますが、舞草鍛治の知名度を高めることになりました。
以前ご紹介した古伯耆の作風と類似する点が多いことからも、日本刀が誕生し確立されていく時期に深く関わる刀工一派と考えられています。
■舞草
紹介動画:https://youtu.be/lEeeHTun1I4
東北地方では、朝廷による支配を拒否し、独自の文化と生活スタイルを持った蝦夷と呼ばれる人々のお抱え鍛冶として舞草、月山、玉造、宝寿と呼ばれる鍛冶集団が繁栄を続けていたと伝わります。
今回ご紹介する舞草一派は、岩手県一関市を拠点とした鍛冶集団で、奥州鍛冶の中心を成した鍛冶となります。
大和伝の祖となった鍛治集団とも、また相州伝の祖となった鍛治集団とも言われることがありますが、おおよそ活躍した時代は分かっているものの、はっきりとした実態は未だに分かっておらず、謎に包まれた一派であると言われています。
有名な作品としては、源氏に伝わる宝刀「髭切」が挙げられますが、伯耆国安綱が作刀したとも伝わり、舞草一派の作なのか、安綱の作なのか、未だに意見が分かれているそうです。
このあたりも謎に包まれていて興味深いですよね!
■会津兼定(11代)
紹介動画:https://youtu.be/uO-8uiBjQiU
11代の開祖は、室町時代後期に美濃国(岐阜県)で活躍した2代(之定)および3代(疋定)に続く4代兼定であり、この4代兼定が会津(福島県)に移住して以降11代まで続きました。
文久3年(1863年)12月に朝廷より【和泉守】を拝領するまでは、前銘である「兼元」として作刀を行なっていました。
また、11代は猪苗代湖周辺の砂鉄を集めて刀を作っていた期間があるそうです。
このためか、新々刀特有のギラつきのある地肌というよりも、古刀のような柔らかみのある地肌に見えるといった特徴があります。
お問い合わせ先
お問い合わせフォームURL:https://t.co/52UxeDWiKV
応援コメント(2)