12月＜刀剣鑑賞会＞刀宴会：波平安行/保昌/波平安秀/仙台国包/月山

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購入方法について

プログラム

youtube チャンネル「刀剣庵」の講師むーやんによる刀剣の講義です。
日本刀５振りを鑑賞します。
鑑定士のむーやんによる特別講義を限定5名の少数で受講することができます。

出演者

youtubeチャンネル 「刀剣庵」出演講師
鑑定士：むーやん

みどころ

【講義に使用する鑑賞刀】

■波平安行
紹介動画：近日公開
平安時代後期頃、現在の奈良県である大和国出身の正国が、良質の鉄を求めて諸国を放浪し、現在の鹿児島県である薩摩国波平で理想の土を見つけそこに落ち着き、波平行安と改名して一派の祖となったという説があります。
行安の名は一派の嫡流によって襲名され続け、明治に至るまで長く続きました。
波平行安という名前から「波が平らで行くが安し」と言われ、荒れている海を航海する水軍や商人にとっては護身用以上に頼もしい存在でした。
このような理由から、現在でも船乗りの方々に喜ばれる守り刀として人気があります。

■保昌
紹介動画：https://youtu.be/bxuQAFeQ3WE
大和五派に属する「保昌一派」
大和国（現在の奈良県）の有力寺社に属した鍛治集団と言われるが、どこに属していたのかは現在も不明。
本作の見どころは、ビックリするくらいに美しい柾目肌！
研ぎ師目線のカメラでは捉えることが出来ないくらい細かい柾目肌でしたが、詳細説明の際には拡大してその様子を伝えております。

■波平安秀
紹介動画：https://youtu.be/icK7ZTQ0bzk
祖は「波平行安」とされます。
これを崩すと「波が平らで行くが安し」と読めるため、水軍や船乗りたちに大変好まれたといいます。
現在でも、遠洋漁業などに従事する船乗りの方にとってはお守り刀として珍重されています。

■仙台国包
紹介動画：未公開
初代は大和国の刀匠である保昌の末裔で、慶長頃（1596〜1615年）に仙台藩の藩工として伊達政宗に召し抱えられた。
保昌と同様、柾目肌を鍛えるのが最大の特徴で、この柾目肌は新刀随一と称えられ、現在でも大変人気の高い刀匠である。
後代は明治時代の十四代目まで続いたが、すべての代において柾目肌を鍛えることでも有名である。

■月山
紹介動画：https://youtu.be/WEzg6DVYuPo
伝承によれば、出羽国月山の霊場に住んだ鬼王丸（きおうまる）を祖とし、以来月山の麓では刀鍛冶が栄えました。
鎌倉時代〜室町時代にかけて、月山の銘を刻んだ刀剣は実用性の高さと海の波のような「綾杉肌（あやすぎはだ）」の美しさの両面から全国に広まり、この刀工集団を「月山鍛冶」、その作品を「月山物」と呼びました。
幕末に大坂に移住した系統が現代まで残っており、現在は奈良県を拠点として活動しています。
見どころは、一度見たら忘れられないほど印象的な「綾杉肌（月山肌）」です。

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