1月＜刀剣鑑賞会＞刀宴会：来国光/大和志津/来国次/中島来/大和志津

チケットの種類・料金帯

ご利用可能支払方法

• 
• 
• 
• 
• 

購入方法について

プログラム

youtube チャンネル「刀剣庵」の講師むーやんによる刀剣の講義です。
日本刀５振りを鑑賞します。
鑑定士のむーやんによる特別講義を限定5名の少数で受講することができます。

出演者

youtubeチャンネル 「刀剣庵」出演講師
鑑定士：むーやん

みどころ

■第１部（午前）：初心者・初めて刀剣にふれる方にお勧めです。
■第２部（午後）：中級・上級者の方にお勧めです。
鑑賞できる刀剣は同じです。
どちらに参加しても楽しくご鑑賞いただけます。

【講義に使用する鑑賞刀】

■来国光
紹介動画：https://youtu.be/mQvgl9WH0gA
来派は、鎌倉時代後期から南北朝時代にかけて、山城国で栄えた刀工集団です。
祖とされる来国俊のもとに多くの刀工が集まり、その流れを受け継いで発展しました。
中でも国光は一派を代表する名工です。
作風は多岐に渡り、身幅の広いものから狭いもの、直刃もあれば乱れ刃もあり、さらには小乱れも大乱れも焼くといった特徴があります。
このように、多種多様な作風を得意としていた国光は「器用で作域の広い刀工」との高評価がされている刀工の１人でもあります。

■大和志津
紹介動画：https://youtu.be/YJBRpZraE8c
「大和志津」とは、本来、志津三郎兼氏が現在の岐阜県にあたる美濃国に移住する以前、現在の奈良県にあたる大和国で活動していた頃の作刀を指します。
「兼ねる」と書いて「兼氏」と読みますが、この兼氏はもともと手掻一門の出身で、その時代には「包む」と書いて「包氏」と名乗っていました。
その後、美濃国志津に移住し、正宗十哲の一人と称えられ「志津三郎兼氏」と改めます。
また、兼氏の移住後もその名跡を継いだ門人が存在したため、広義にはそれらの作も含めて「大和志津」と呼ばれています。
本阿弥光遜先生の『日本刀の掟と特徴』には、【志津に移住後に志津三郎と呼ぶのは当然であるが、大和在住時代に志津と称する理由はなく、志津の名がのちの世で有名になったため、大和在住期の作を大和志津と呼ぶようになったのである】と記されています。

■来国次
紹介動画：https://youtu.be/turxo3p7CTs
正宗十哲の1人とされる刀匠で、「鎌倉来」とも称されます。
国次の他にもたくさんいた来一派は山城伝を主体とするのですが、国次の作風は相州伝風となります。
相州伝が主体となると「正宗に弟子入りしたため」と考えるのが自然ですが、そうではなくて「来一派の伝法に国次が時代のニーズを取り入れたため」にこのような作風が確立された、とも考えられているそうです。
本作の見どころは、美しい地肌です！
ぜひごゆっくりご覧になってみてください。

■中島来
紹介動画：https://youtu.be/LEDXj_XZ9kA
一派の祖とされる来国長は来国俊の門人で、山城国（京都府）から摂津国西成郡中島（現 大阪市東淀川区）に移住したことから『中島来』と呼ばれています。
現存する在銘の作はほとんどなく、本作のように極めものが多いのも特徴。
本作は磨り上げられて短くなっていますが、大切先であることからも作刀時はより長い太刀であったことが伺えます。

■大和志津
紹介動画：未公開

お問い合わせ先

お問い合わせフォームURL：https://t.co/52UxeDWiKV