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プログラム
youtube チャンネル「刀剣庵」の講師むーやんによる刀剣の講義です。
日本刀5振りを鑑賞します。
鑑定士のむーやんによる特別講義を限定5名の少数で受講することができます。
出演者
youtubeチャンネル 「刀剣庵」出演講師
鑑定士:むーやん
みどころ
■第1部(午前):初心者・初めて刀剣にふれる方にお勧めです。
■第2部(午後):中級・上級者の方にお勧めです。
鑑賞できる刀剣は同じです。
どちらに参加しても楽しくご鑑賞いただけます。
【講義に使用する鑑賞刀】
■繁慶
紹介動画:https://youtu.be/RaFjIbtGcNs
繁慶は現在の愛知県である三河国出身で、代々鉄砲鍛治の家系でした。
のちに江戸へ出て江戸幕府お抱え鉄砲鍛治の「胝惣八郎(あかぶり そうはちろう)」に入門、独立後は「清堯(きよたか)」を工名とし、現在の東京都八王子市である武蔵国八王子に移り住み、鉄砲制作に従事し始めます。
1607年に徳川家康が現在の静岡県である駿府国に移住すると、これに随伴、駿府城下で鉄砲制作を行いました。
1616年に徳川家康が死去すると、繁慶は江戸に帰還し、鉄砲町に居住して本格的に作刀に取り組みます。
従来は「清堯」と名乗っていましたが、この時期頃から「繁慶」の名を用い始めました。
作刀は駿府在住時に始まっていたと伝えられ、「清堯」と銘を切った作例が稀に見つかっています。
ただし、駿府在住時の動向について詳しいことは分かっていないため、この当時に作刀技術を学んだ師匠に関しては不明という、ミステリアスな刀匠の1人でもあります。
■長州顕国
紹介動画:https://youtu.be/YzsqpR9JPXs
顕国は、現在の福岡県である筑前国の左一類で、現在の山口県である長州に移住したと言われる「左安吉」の門人とされます。
左文字一派の影響を強く受けた相州伝本位の作風が最大の特徴ですが、左文字一派の作と比較すると、やや素朴な印象を与える作が多いです。
出雲国安来産の鉄を載せた船が、現在の山口県長門市仙崎沖である瀬戸崎で沈没し、その鉄を引き上げて作刀しようと来往した刀工の1人であったと伝わります。
■虎徹
紹介動画:https://youtu.be/J0UGD7RPYuc
慶長10年(1605年)頃、現在の滋賀県である近江国の生まれで、甲冑の名工として金沢で活躍していました。
しかし、太平の世となり甲冑の需要が減ったためか、50歳を超えてから江戸に移住、刀鍛冶に転職しました。
兜や古釘などの古い鉄を溶かして刀を作り、その古い鉄の処理に関する自信からか、初期頃は「古い鉄」と書いて「古鉄入道」と名乗っていました。
しかしのちに「虎に母を殺された李広という男がいた。虎だと思って矢を射たところ、それは虎ではなく石だったが、その威力で石が粉々にくだけた。憎い虎を倒すという一念があれば、石をも徹することができるのだ」という故事があるのを知り、「とらにてっする」と書いて、同音の「虎徹」に改名したと伝わります。
本作の「乕」の字は見慣れない漢字ですが、みなさんの知っている「虎」の略字体です。
この略字体を使用した虎徹については、動画内で解説しております。
■法城寺正弘
紹介動画:https://youtu.be/kV4loJDG32c
正弘は、貞宗三哲の1人である法城寺国光が属した但州法城寺派の末裔です。
本名を滝川三郎太夫と名乗り、現在の兵庫県北部である但馬国から江戸に移住、江戸法城寺派を興しました。
作風は虎徹に似た刃文を焼くため、虎徹に非常によく似ており、銘を潰され虎徹の偽銘を切られ「偽虎徹」として流通していたとも伝わります。
これはつまり、虎徹同様、大変優れた刀工であったことを示しています。
また、江戸石堂派とも関係があったと言われています。
■左文字
紹介動画:https://youtu.be/-3cR6LvLAPc
「正宗 十哲(まさむね じってつ)」のひとり。
国宝である”江雪左文字”が有名です。
本作の地肌にはグルグルとした渦巻肌が現れており、とても特徴的。
また切先は大きく、身幅は広い、重ねは薄めといった「左」の特徴が盛り沢山です。
お問い合わせ先
お問い合わせフォームURL:https://t.co/52UxeDWiKV
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