魯戴維　博士学位審査演奏会（作曲）

チケットの種類・料金帯

プログラム

ピアノ、中国琵琶、薩摩琵琶、馬頭琴、ボーカロイドーー「伝統」と「現代」が交差する、新たな音の地平へ。


ピアノのための音楽（2025）
Music for Piano（2025）
ピアノ：王一笑
Piano: Yixiao Wang

馬頭琴のための「ネオ風土」（2025）
Neo-Fudo, for Morin Khuur（2025）
馬頭琴：喬瀚
Morin Khuur: Han Qiao

沈黙するオートマトンは、まだ祈っているか？　～ピアノとボーカロイドのため（2025）
Where Silence Prays, for Piano and Vocaloid（2025）
ピアノ：佐藤伸輝
Piano: Nobuaki Satoh

対影 ～　中国琵琶と薩摩琵琶のため（2025）
Taiei, for Pipa and Satsuma Biwa（2025）
中国琵琶：呂胤臻
Pipa: Yinzhen Lyu
薩摩琵琶：中山誠也
Satsuma Biwa: Seiya Nakayama

全曲世界初演。全席自由。

魯戴維
1996年、中国湖北省生まれ。高校時代にゲーム音楽の編曲を通じて作曲の世界に入る。 2019年、アメリカのボストン音楽院（Boston Conservatory at Berklee）で最優等で学士号を取得し、2022年に東京音楽大学大学院修士課程を修了。作曲はEunYoung Lee、Curtis Hughes、Felipe Lara、細川俊夫、ピアノはCarlos Vargasに師事。

2020年代以降、「多文化音楽」「サブカルチャーにおける他者」「音楽における記号」「二次創作」をキーワードとした音楽創作を展開。東アジアの現代都市生活における文化的多様性と記号性を音楽で表現することに注力。編成、構造、テーマの面で独自性を追求し、中日韓の伝統楽器を中心に多くの民族楽器を作品に取り入れ、非西洋楽器の新たな表現可能性を探求。独奏、室内楽、管弦楽などのクラシック作品に加え、ジャズ、ゲーム音楽など多様なジャンルの対話を積極的に試みる。

現在、東京を拠点に国際的な音楽活動を展開。これまでの作品は、Trio Arbos、香港創楽団、Ensemble Court Circuit、Quatuor Diotima、Ensemble l'Itinéraire、AsianArt Ensembleなどによって、アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカの18ヵ国で演奏されてきた。また、いくつかの作品は演奏コンクールの課題曲として選出されており、《Mongeumpo-Taryeon》は2019年のSejong Music Competition、《記憶のこだま》は「第2回Sound Way Piano Competition」の選曲に採用される。 2019年にはルーマニアのシビウで開催された「ICon Arts」音楽祭でコンポーザー・イン・レジデンスを務め、2023年には「第40回現音新人賞」や「第28回JILA音楽コンクール＜作曲＞」など、複数の賞を受賞している。作品は日本の「FM YOKOHAMA」の番組内で特集される。 '

現在、東京音楽大学大学院博士課程に在籍し、野平一郎、原田敬子、有馬純寿各氏に師事。

出演者

ピアノ：王一笑
Piano: Yixiao Wang

佐藤伸輝
Nobuaki Satoh

馬頭琴：喬瀚
Morin Khuur: Han Qiao

中国琵琶：呂胤臻
Pipa: Yinzhen Lyu

薩摩琵琶：中山誠也
Satsuma Biwa: Seiya Nakayama

電子音響：秀島志音
Electronics: Shion Hideshima

お問い合わせ先

メールアドレス：davidsan0605@gmail.com
その他のお問い合わせ先：tcmdoc@tokyo-ondai.ac.jp