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プログラム
カタラーニ《4声のミサ曲》
Alfredo Catalani《Messa a 4 voci》
プッチーニ《4声とオーケストラのためのミサ曲》(グローリアミサ)
Giacomo Puccini《Messa a 4 voci con orchestra》 (Messa di Gloria)
出演者
指 揮 本山秀毅
独 唱
ソプラノ 木澤佐江子
アルト 益田早織
テノール 清水徹太郎
バス 市川敏雅
管弦楽 OAKシンフォニア
合唱 オラトリオアカデミー関西
みどころ
「ルッカの光と影」~2人のマイスターのミサ曲
2024年9月に「オラトリオアカデミー関西」が始動しました。この団体は古今の管弦楽を伴う合唱作品の名作を演奏する合唱団として結成されたものです。ヨーロッパの主要な都市にある「楽友協会」のような合唱団、メンバーが歌い手としてだけではなく、良き音楽の理解者となり音楽文化の担い手としての存在感を持つような団体を目指しています。 評価の定まった作品に加え「知られざる名曲」を積極的に取り上げ、紹介するというコンセプトでレパートリーを選びます。
第1回演奏会となる今回は「ルッカの光と影」と題し、イタリア・トスカーナ地方の街ルッカで同時期に活躍しながらその後の評価が分かれた二人の作曲家、プッチーニとカタラーニのミサ曲を取り上げます。
オペラ作曲家として知られるプッチーニは宗教作品の分野でも重要な作品を残しています。今回のミサ曲は、別名「Missa di Gloria(グロリアミサ)」として「栄光頌」がひときわ華やかなことで広く知られています。オペラの名場面を彷彿させるような魅力的な音楽が全曲にわたり溢れる充実した作品です。
一方、カタラーニはプッチーニと同時期にルッカで活躍しましたが、数曲のオペラを除いて現在では地味な存在となっています。しかし今回取り上げる「ミサ ホ短調」は若い時期に作曲された出世作とでも呼べる作品で、イタリアの歌心あふれる流麗な旋律、明快で古典的な構成、豊かな和声を備えた作品です。しかし楽譜の入手が困難なことから日本ではほとんど演奏さえることがありませんでした。まさに「隠れた名作」であり、この団体の旗揚げ公演に相応しい選曲です。今回の演奏により、この作品が今後広く歌われるきっかけとなることも望んでいます。
オラトリオアカデミー関西 音楽監督 本山秀毅
お問い合わせ先
メールアドレス:oratorio.academy.kansai@gmail.com
電話番号:075-415-8686
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