開場/開演情報・チケット販売期間
チケットの種類・料金帯
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プログラム
【1】タイムテーブル
◆本公演(13:00~16:30)
12:00 開場
13:00~ 開会式・表彰
13:30~ 吉田祭のお練り行事の鹿踊り(鹿の子)
(愛媛県宇和島市/立間鹿の子保存会)
13:55~ 鷲宮催馬楽神楽
(埼玉県久喜市/鷲宮催馬楽神楽保存会)
-休憩- 15分
14:55~ 南津島の田植え踊り
(福島県浪江町/南津島郷土芸術保存会)
15:45~ 海名野神明神社の人形三番叟
(静岡県西伊豆町/神明神社式三番叟保存会勇義社)
16:30 本公演終演
-休憩- 60分
*特別公演までご観覧の方はそのままホールにてお待ちいただけます。
*各団体の上演時間および終演時間は目安です。
◆特別公演(17:30~19:00)
『伊豆の人形三番叟』
出演団体:神明神社式三番叟保存会勇義社ほか
伊豆半島では三番叟が広く分布し、地域の若い衆によって今日まで伝承されてきました。なかでも西伊豆・南伊豆地域では、人形による三番叟がいくつか伝承されており、この地域の特徴とされています。
特別公演では、海名野神明神社の人形三番叟を中心に、他地域の例も紹介しながら、その歴史や人形の形式・操り方・舞台構成などについて、映像を交えて解説、実演を行います。
同じ人形三番叟でも細部には違いが見られるため、ぜひその違いに注目してご覧ください。
【2】チケットについて
●TEKET販売
本公演・特別公演通し券:1,500円
学生券:無料(0円)
*11月22日19時までTEKETにて販売します。
*お支払い後に発行されるQRコードを、スマホ画面か紙に印刷して当日受付にてご提示ください。
*大学生以下は学生券(0円)をお選びください。当日受付にて学生証をご提示ください。
*当日受付販売は2,000円となります。(12時販売開始)
*座席は全席自由席です。
【3】特別企画 スケッチ記録展(開場:ホールホワイエ)
第70回全国民俗芸能大会のスケッチ記録から19点を公開します。
衣装や道具類を採寸し、場合によっては展開図を作成、サイズなどを綿密に記録してきたスケッチは、「記録」の域にとどまらないアート作品でもあります。休憩時間などにどうぞお立ち寄りください。
◆第72回全国民俗芸能大会公式WEB
https://nippon-seinenkan.or.jp/seinenkan/minzoku-3/
出演者
〈立間鹿の子保存会〉
「吉田祭のお練り行事」は、「練物」と呼ばれる多彩な出し物が行列を組み、町を練り歩く祭礼行事です。
「練物」のひとつの「鹿踊り(鹿の子)」は、親鹿が2頭、若鹿が2頭、雌鹿が1頭、小鹿が2頭の都合7人によって踊られます。踊りの内容は、素朴で力強く、しかも哀調をおびているといわれます。(国指定重要無形民俗文化財)
〈鷲宮催馬楽神楽保存会〉
鷲宮催馬楽神楽は、関東神楽の源流といわれ、曲目の大半は、『古事記』と『日本書紀』の神話を題材としています。
演劇的な要素が強い江戸の里神楽に対し、演劇的な要素はなく一種の舞踏劇となっています。
古い祭りの儀式や作法をしのばせる格式をもつ典雅な舞が特徴です。
〈演目〉第2座 天心一貫本末神楽歌催馬楽之段/第11座 鎮悪神発弓靱負之段
(国指定重要無形民俗文化財)
〈南津島郷土芸術保存会〉
約200年前より伝わる芸能です。東日本大震災により、ふるさとが帰還困難区域となり、保存会会員の多くが避難生活を続けています。
踊り手は男性に限られていましたが、現在は女性や若者も加え、東北学院大学の学生の協力も得て、芸能を未来へつなげる努力を続けています。
〈演目〉田植踊/神楽・岡崎
〈海名野神明神社式三番叟保存会 勇義社〉
仁科川上流の海名野神明神社の人形三番叟は、300年超の歴史があり、毎年11月に行われる秋祭りで夕朝2度奉納します。
3体の人形の内、千歳(せんざい)と翁は、日本で最も古い操り方とされる「裾突っ込み式」による一人遣いで舞います。
この操法は、全国的に見ても他にほとんど類例がなく、貴重なものとなっています。
みどころ
ルーツは100年前
大正14(1925)年10月、初代日本青年館の開館記念事業、日本青年館ホールのこけら落としとして、「郷土舞踊と民謡の会」が開催され好評を博します。地域の中でのみ伝えられてきた芸能を「東京の舞台で、そのままの形で披露する」。100年前の人々にとって、それはどれほど魅力的に映ったことでしょう。この会は、当財団の事業として昭和11(1936)年まで10回にわたり開催されました。
昭和25(1950)年、戦中戦後の中断を経て、文部省芸術祭の主催公演として「第1回全国郷土芸能大会」が開催され、それが今日の全国民俗芸能大会の出発点となりました。
今大会では、福島県浪江町・埼玉県久喜市・静岡県西伊豆町・愛媛県宇和島市の4地域の芸能にご出演いただきます。本公演後に続く特別公演では、静岡県西伊豆町の人形三番叟が再度登場します。同じ伊豆でも地域により異なる人形使いを実演と解説を交えて披露していただき、より深く鑑賞していただけるプログラムをご用意しました。
「地域で演じられているそのままを舞台に」。それは100年前も今日も変わらない全国民俗芸能大会の姿勢です。
どうぞお楽しみください。
お問い合わせ先
メールアドレス:koueki@nippon-seinenkan.or.jp
電話番号:03-6452-9012
その他のお問い合わせ先:一般財団法人日本青年館 公益事業部
電話 03-6452-9012
Mail koueki@nippon-seinenkan.or.jp
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