塙美里　サクソフォンが彩るクラシックの世界　(第１回TRSサロンシリーズ)

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プログラム

（演奏順未定）
アントニオ・ヴィヴァルディ：フル－ト協奏曲　作品10-2
江藤光紀：アルト・サクソフォンとピアノのための新作
エドヴァルド・グリーグ：ヴァイオリン・ソナタ第二番
ロベルト・シューマン：ヴァイオリソナタ第一番
アントニン・ドヴォルザーク：ロマンティックな小品
C.P.E.バッハ：ヴァイオリン協奏曲　ニ短調　第一楽章

出演者

塙美里（サクソフォン）
高度な技術を伴い、類い稀な感受性と深みを持つスーパー・ソリスト。
前田記念奨学生奨学金を授与され渡仏。U.F.A.M.国際音楽コンクール室内楽部門(フランス)を審査員全員一致で優勝、併せて審査員持別賞受賞。レオポルド・ ベラン国際音楽コンクール第1 位受賞。 North International Music Competition サクソフォン部門第1位、ワールドミュージックコンぺティション第3位(スペイン)。韓国・釜山で行われた釜山国際音楽祭コンチェルトコンペティションにて特別賞を受賞。ヒナステラ国際音楽コンクール第1位、モスクワ国際音楽コンクール第2位、その他、海外の様々なコンクールで入賞。
セルジ―・ポントワーズ音楽院を最優秀の成績で卒業。カンブレ音楽院最高課程を審査員満場
一致の称賛付きの首席で卒業。モーリス・ラヴェル音楽院室内楽科で研鑽を積む。
サキソフォンを原博巳、ジャン=イヴ・フルモー、ジュリアン・プティ、クリスチャン・ヴィルトゥ、 べアトリス・レイベル、ヴァンサン・ ダヴィッド、パリ管首席フルート奏者ヴァンサン・リュカの各氏に師事。
ニューヨークヤングアー ティストアワードで優勝し、2022年春にはニューヨーク・カーネギーホールでのリサイタルを成功させた。11月より文化庁芸術家派遣員としてフランスを拠点に活動予定。

小山和（ピアノ）
国立音楽大学附属高等学校音楽科を卒業。高校3年次に特待生(学費全額免除)に選出される。
国立音楽大学演奏学科ピアノ専攻を卒業。卒業時に卒業演奏会、東京都同調会新人演奏会、読売新人演奏会(伴奏)に出演。
大学卒業後よりパリへ留学し、エコールノルマル音楽院にてビアノ及び室内楽の高等ディブロムを審査員満場一致で取得。その後パリ国立高等音楽院伴奏科に入学し、同音楽院を審査員満場一致の最優秀の成績で卒業。在学中よりパリ国際女声合唱団の公式伴奏者及びパリ郊外の音楽院の歌曲クラスにて伴奏員を務める。
サル・コルトーでの演奏会をはじめとする数多くの演奏会及び音楽祭に出演し、リサイタルや国内外の講習会、録音、国際コンクールでの伴奏、及び室内楽での演奏活動も活発的に行う。
現在、国立音楽大学非常勤講師(作曲專修)。

みどころ

つくばリサイタルシリーズは筑波大学の有志学生が運営するコンサート企画です。
学生や市民の皆さまに身近にクラシック音楽を楽しんでもらいたいとの願いで、毎年つくばの地に一流の演奏家をお招きし、コンサートを開催しています。さて昨年十周年を迎えた本シリーズですが、今年度より新企画「TRS(=つくばリサイタルシリーズ)サロン シリーズ」をスタートさせます。
例年冬に開催している「つくばリサイタルシリーズ」と並行し、小規模で贅沢、フレキシブルでユニークなコンサートを、こちらも個性的な一流アーティストをお招きしてお届けしてゆく予定です。
第1回は、つくばリサイタルシリーズでも初となるサクソフォンリサイタルです。茨城県出身で国内外で活動されているサクソフォニスト塙美里氏、パリに学び伴奏者としても高い評価を得るピアニスト小山和氏が新たな息を吹きこむクラシック音楽 の世界、そして多彩な語り口で奏でられるサクソフォンの魅力を、80席の空間でぜひご体感下さい。

お問い合わせ先

recital.tsukuba@gmail.com