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プログラム
J.S.バッハ ヴァイオリンソナタ2番 BWV964
G.F.ヘンデル シャコンヌ ト長調 (チェンバロソロ)
D.スカルラッティ 6つのソナタ K77, 81, 88, 89, 90, 91(デュオ)他
出演者
チェンバロ:石川りほ
マンドリン:ヴァンサン ベア ドゥモンデ
みどころ
鬼才!!!マンドリン奏者ヴァンサン ベア ドゥモンデと共に奏でるバロック音楽!!
1685年——バロック音楽の運命を分かつ年。
この年、ヨハン・セバスティアン・バッハ、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル、ドメニコ・スカルラッティという三人の天才が、奇しくも同じ時代に誕生しました。彼らはそれぞれ異なる土地で育ち、異なる言語で音楽を語りながら、ヨーロッパ音楽史に消えぬ足跡を刻んでいきます。
本公演では、彼らの作品を通じて、18世紀の多様なバロック様式を、チェンバロとマンドリンという二つの撥弦楽器で描き出します。
一見、チェンバロ独奏曲として知られるスカルラッティのソナタですが、「Sonatina per mandolino e cembalo」と題された写本の発見により、通奏低音を伴う一部の作品ではマンドリンが重要な役割を果たしていた可能性が示唆されます。その明晰かつ多彩な音色は、まさにスカルラッティの音楽の新たな光を照らします。
撥弦が紡ぐバロックの肖像――1685年の奇跡を、今、響きとともに。
チェンバロ:石川りほ
幼少期より古楽に関心を示しチェンバロも並行して学び、東京学芸大学卒業後チェンバロに転向。2017年フランス・リヨン国立高等音楽院に留学し、古楽科修士号を取得。これまでにピアノを奈良場恒美、三村則子、チェンバロを西山まりえ、野澤知子、ジャン=マルク・エーム、イヴ・レシュタイナー、ディルク・ベルナー、アンヌ=カトリーヌ・ヴィネー各師に師事。また日本やヨーロッパにてコリーナ・マルティ、クリストフ・ルセ、ケネス・ヴァイス、ベルトン・キュイエール各師のマスタークラスを受講。2019年ボローニャ国際チェンバロコンクールで入選、2022年度フランス音楽芸術著作権管理協会アダミより奨学金を受賞。現在はフランス、リヨンを拠点に活動。リヨン・オペラ座、リヨン国立管弦楽団、オーヴェルニュ管弦楽団、マルセイユ・オペラ座と共演。また数々の古楽アンサンブルのメンバーとして、ヨーロッパ各地で演奏する。2022年にはスイス、ヌーシャテルの美術館にて1632年製ルッカース、オリジナルチェンバロを使用しリサイタルを行う。ブザンソン地方音楽院、ディジョン地方音楽院を歴任、現在、マルセイユ地方音楽院講師。
マンドリン:ヴァンサン ベア ドゥモンデ
国際的に活躍するマンドリン奏者・作曲家。トゥールーズとアルジャントゥイユで学んだ後、イタリア・パドヴァ音楽院にてウーゴ・オルランディに、パリ・エコールノルマル音楽院ではアルベルト・ポンセに師事。
現在はマルセイユ地方音楽院およびリエージュ王立音楽院にて後進の指導にあたる。
ウラジミール・コスマ、ラロ・シフリン、クロード・ボリング、リシャール・ガリアーノ、レオ・ブローウェルら世界的作曲家から作品を献呈されるなど、現代マンドリン音楽の最前線を担う存在。2008年マルセイユ音楽院での作曲賞受賞、翌年ログローニョ国際作曲コンクール入賞。
演奏・創作活動はクラシックから現代音楽、シャンソン、映画音楽まで多岐にわたり、Akhenaton、Dooz Kawa、サンクトペテルブルク管弦楽団などと共演。作品は Éditions d’Oz、Mundoplectro、Trekel、Hody 各社より出版されている。
お問い合わせ先
メールアドレス:contact.riho.ishikawa@gmail.com
電話番号:08030095070
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