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プログラム
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
2段鍵盤チェンバロのためのアリアと種々の変奏(ゴルトベルク変奏曲)
全曲
根本卓也によるコンセール版
出演者
ジュゴンボーイズ
山本徹(5弦のチェロ)
根本卓也(チェンバロ)
+本村睦幸(リコーダー)
みどころ
チェンバロのための独奏曲の中には、旋律楽器と通奏低音という形のアンサンブルで演奏するといっそう魅力的になる曲が少なくありません。クープランの「恋する小夜鳴鳥」などがよく知られた例ですが、バッハの「2段鍵盤チェンバロのためのアリアと種々の変奏(通称:ゴルトベルク変奏曲)」の主題となる有名なアリアもそのようなアンサンブルにふさわしい作品です。続く30の変奏は、2段鍵盤チェンバロの特長を最大限に生かして書かれているため、アンサンブルに置き換えるのは一筋縄では行きませんが、オペラ指揮者、作曲家、チェンバリストという多彩な顔を持つ鬼才根本卓也が、それを見事なアンサンブル作品にしつらえました。チェンバロが全体の骨組みを作り、リコーダーが高音の旋律を奏でることに加え、チェロは時に低音を支え、時に入り組んだ内声をかけめぐり、時に高音の旋律をチェロの音色で歌います。全く音色の異なる3つの楽器のアンサンブルで演奏すると、複雑な曲の構造も明らかになり、これまでと違ったこの曲の素晴らしさを味わっていただけるはずです。どうぞご期待ください。
お問い合わせ先
メールアドレス:rakueniinkai@gmail.com
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