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プログラム
M. P. de モンテクレール:2本のフルートのためのコンセール 第6番 ロ短調 より
J. M. オトテール・ル・ロマン:2本のフルートのための第1組曲 ロ短調 op. 4
G. Ph. テレマン:《6つのカノン風ソナタ》よりソナタ第6番 イ短調 TWV40:123
M. ブラヴェ:《小品集第1巻》より
W. F. バッハ:2本のフルートのためのソナタ へ長調 BR-WFB B 4 / Fk 57
ほか 無伴奏作品
※演奏曲目、演奏順は都合により変更になる場合がございます。
出演者
フラウト・トラヴェルソ:有田正広、宮戸美晴
有田 正広(ありた まさひろ)
小学4年生の時、放課後の下校の音楽でビゼーの《アルルの女》のメヌエットを聴いてフルートに出会う。1972年、桐朋学園大学を首席で卒業。同年、第40回NHK・毎日音楽コンクール(現・日本音楽コンクール)で第1位を獲得。翌年、ベルギーのブリュッセル王立音楽院に留学。74年からはコレギウム・アウレウムのメンバーとして、ヨーロッパ、日本などで活動。75年、王立音楽院をプルミエ・プリで卒業。同年、ブルージュ国際音楽コンクールのフラウト・トラヴェルソ部門で第1位となる。77年、オランダのデン・ハーグ王立音楽院に入学、半年で最高栄誉賞つきソリスト・ディプロマを得て、卒業。帰国後も、フランス・ブリュッヘン指揮「18世紀オーケストラ」、クイケン兄弟、トレヴァー・ピノック指揮「イングリッシュ・コンサート」など、内外の名手たちとも盛んに共演。ルネサンスから現代に至る400年間に変遷を遂げたさまざまなフルートを駆使する演奏は、有田ならではのもので、さまざまな時代の作品に輝かしい光を与え、人々を魅了しつづけるアーティストとして高い評価を得ている。89年には「東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ」を結成。指揮者として結成記念公演を行い、絶賛された。2006年にはモーツァルト生誕250年を記念し、モーツァルトのフルートとオーケストラのための作品全5曲を自身の指揮と演奏により一晩で演奏するという快挙を成し遂げ、話題を呼んだ。09年には同オーケストラを更に発展させ、ロマン派をレパートリーとする日本初のオリジナル楽器によるオーケストラ「クラシカル・プレイヤーズ東京」を結成。古楽器と現代楽器の枠を超えた新たな音楽的創造の領域へとさらに活動の場を広げている。録音は「ドイツ・バロックのフルート」(レコード・アカデミー賞2部門と文化庁芸術作品賞)などアルヒーフ、DENONアリアーレ、avex-CLASSICSからリリース多数。2019年11月にモダン楽器とピリオド楽器、それぞれの演奏で全曲を収録した「テレマン:無伴奏フルートのための12 のファンタジー」(ALTUS)がリリース。その圧倒的な演奏は、非常に挑戦的で音楽界に一石を投じる前人未到の試みとして注目を集めている。2021年6月には「無伴奏フルートの世界〜パンの笛 400年の旅〜」(日本コロムビア)がリリース。ルネサンスから現代の400年に渡る楽曲を、作曲された時代に製作された楽器を用いた録音が話題となり、2021年度の第59回レコード・アカデミー賞器楽曲部門を受賞。第21回サントリー音楽賞、2018年第30回ミュージック・ペンクラブ音楽賞クラシック部門特別賞、第8回JASRAC音楽文化賞受賞。現在、桐朋学園大学特任教授、昭和音楽大学名誉教授、サロン・ダリトウ Salon d'Aritau主宰。音楽之友社よりバッハのフルート室内楽作品全曲シリーズを順次刊行予定。また同社にて有田の音楽人生を執筆中。
宮戸 美晴(みやと みはる)
小学4年生の時、祖父が所有していた金属製の横笛を吹いたことをきっかけにフルートを始める。神奈川県立弥栄高等学校芸術科音楽専攻卒業。その後、昭和音楽大学弦管打楽器演奏家Ⅰコースフルート専攻に進学。1年次で受講した有田正広氏によるフルートの歴史を学ぶ授業「フルートロジィ」でフラウト・トラヴェルソに出会う。また、有田氏のCD「パンの笛〜フルート、その音楽と楽器の400年の旅」に収録された、M. ランベール= J. M. オトテール・ル・ロマンの《ある日ぼくのクロリスは...》のトマ・ロットのフルート・ダムールの演奏を聴き、その深く心に沁みる音色と美しく繊細な装飾音に惹かれ、トラヴェルソの魅力に目覚め始める。その後「フルートロジィ」の授業内でM. ブラヴェのフルート・ソナタが取り上げられたことをきっかけに、AULOS のステインズビー・ジュニアの楽器を借り個人練習を試みていた中で「ブラヴェと同じようなフルートでブラヴェの作品を演奏してみたい」という思いが強くなり、2年次より本格的にフラウト・トラヴェルソを始める。4年次に J. M. オトテール・ル・ロマンの2つの組曲に取り組んだことをきっかけに、オトテール作品の魅力に取り憑かれる。大学卒業後は桐朋学園大学研究生古楽器フラウト・トラヴェルソ専攻へ進む。バロック・フルートのほか、クラシカル・フルートの演奏法についても学ぶ。授業の一環で、J. M. オトテール・ル・ロマンのプレリュードを中心とした即興演奏についての発表を行う。修了試験では、バロックのプログラムに加え、T. ベームの《グランド・ポロネーズ op. 16[a]》を、当時のフルートとほぼ同じ型である8鍵式フルートで演奏した。研究生修了後はルネサンスから現代までの6本のフルートを用いての無伴奏プログラムの演奏会や、バロック・フルートでの無伴奏、二重奏、三重奏等の室内楽、クラシカル・フルートでのオーケストラ、モダン・フルートでのクラシック・ライブへの出演など、様々な編成での演奏活動に取り組んでいる。また、大学在学中から現在まで、有田氏と多くの演奏会で共演するほか、同氏の公開講座のデモンストレーターとして数多くの模範演奏を務めている。これまでにフルートを甲斐道雄、丸田悠太、木ノ脇道元の各氏に、フルートとフラウト・トラヴェルソを有田正広氏に師事。現在、演奏活動の傍らフルート、フラウト・トラヴェルソの講師としてレッスンを行っている。また各種SNSや note にて、活動報告、出演情報、演奏動画、音楽に関する文章等、様々なコンテンツを発信中。サロン・ダリトウ Salon d'Aritauのメンバー。
note 宮戸美晴Miharu Miyato(フルート、フラウト・トラヴェルソ奏者)https://note.com/flute_miyato
みどころ
2人の奏者の音色が重なり合う「二重奏」。二重奏は古くからレッスンの題材として使われています。生徒と教師が一緒に演奏することで、弟子は師匠の音を間近で聴き、師の演奏から多くを学びながら実践を積むことができるのです。18世紀前半、パリの大スターとして名を馳せていたフルート奏者ブラヴェは、二重奏のための作品が多数収められた小品集を3巻出版しました。ブラヴェが弟子を教えていたことで、多くの魅力的な二重奏作品が書かれたのだとしたら、これらの作品はある一つの「めぐり逢い」から生まれた、と言えるかもしれません。むしろ、すべての作品は何かしらの「めぐり逢い」から生まれているのではないでしょうか。また「めぐり」には様々な意味があります。まわる、ぐるぐる、巡礼、循環、移動、時、運命、などなど。実は、この「めぐり」が今回のプログラムの合言葉になっています。遠い過去からめぐりめぐって現代へ。たくさんの「めぐり逢い」が織りなす音楽を皆様にお届けしたいと思います。(有田正広、宮戸美晴)
お問い合わせ先
メールアドレス:ma.mi.musica7@gmail.com
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