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プログラム
23歳で早逝したドイツの劇作家、ゲオルク・ビューヒナー(1813〜1837)の未完の戯曲『Woyzeck』
実際に起きた殺人事件に基づいて書かれた悲劇。19世紀のドイツの田舎町、連隊で最下等の兵士であるヴォイツェックは妻マリーと子どもと兵営の近くに住まわせている。マリーとは貧しすぎて正式に結婚ができていない。連隊の給料だけでは生きていけず、大尉の髭を剃ることや医者の被検体となり副収入を稼いで必死に家族を支えている。マリーはヴォイツェックを愛しているが、終わりの見えない貧困、孤独に耐えられなくなる。そこに鼓手長との出会いがあり誘惑に負けてしまう。一方、ヴォイツェックはマリーが人生の全てで、そのため医者の過酷な実験によって精神の均衡を失っていく。酒場でマリーが鼓手長と踊っている姿を見てしまったヴォイツェックは嫉妬と幻覚・幻聴症状が入り混じっていく。
彼の頭の中に響く不可解な声はやがて避けがたい“選択”へと導いていくーー。
ヴォイツェックは、最後にどのような運命を選ぶのか。
《公演日時》
上演時間:90分(休憩なし)予定
劇団Cube公演: 1月23日(金)18:30開演
1月24日(土)17:00開演
劇団Clown公演:1月27日(火)18:30開演
1月28日(水)18:30 開演
《公演会場》
玉川大学 大学3号館 演劇スタジオ
*小田急線「玉川学園前」駅 北口より徒歩15分
《公演公式サイト》
https://arcarizemi25.wixsite.com/my-site-4
《公式SNS》
・Instagram
-演劇・舞踊学科@tamagawa_pa_tp:https://www.instagram.com/tamagawa_pa_tp
-身体表現・演劇創作・上演研究ゼミ@arcarizemi25: https://www.instagram.com/arcarizemi25
-演劇・舞踊学科
・X(身体表現・演劇創作・上演研究ゼミ)@arcarizemi: https://x.com/arcarizemi?s=21
出演者
4年 上演研究(演劇)ゼミ生
《劇団Cube》
佐藤晴伽、浅見ララ、山﨑奈月、内城大暉、濱田楓、岡田繭、本山萌夏、水岡夏々、多島帆南、中島凜、髙田理香子(スタッフのみ)
《劇団Clown》
西村拓海、菅原花奈、瀬戸彩乃、吉田天音、内田理弥、西村美咲、磯野光沙、渡邊菜月、西沢あさ、熊原理紗(スタッフのみ)
みどころ
《劇団Cube公演》
本作は、ヴォイツェックの視点から物語が進み、彼の対話に寄り添うように展開していきます。
日常のリアルな質感と抽象的な表現を組み合わせることで、正気と狂気の狭間に揺れる彼の世界を鮮やかに描写。観客は“どこか不安定な空気”へと引き込まれ、言葉にできないざわめきが静かに心に残ります。
繊細な演出が呼び起こす独特の余韻が魅力の『ヴォイツェック』です。
《劇団Clown公演》
「1人の男が見せものとして消費されていく《走馬灯のサーカス》」をテーマにした本作は、
鮮やかなサーカスの世界と悪夢のような空気が交錯する、刺激的で詩的な『ヴォイツェック』です。
劇中に登場するアンサンブルはヴォイツェックの心象そのものとなり、包み込み、追い詰め、物語を不気味なまでに動かしていきます。華やかさの裏側に潜む狂気が、彼が“見せもの”へと変わっていく瞬間を鋭く浮かび上がらせます。
お問い合わせ先
メールアドレス:arcarizemi25@gmail.com
電話番号:042-739-8092