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プログラム
かつてあった森、今隣り合う森に耳を澄ます。
「都心から一番近い森のまち」として賑わいを増し日々移り変わる街・流山。かつてはスターツおおたかの森ホールや流山おおたかの森駅前にも森がひろがっていました。現在も街のシンボルである森。森と私たち人間の暮らす街はどのように隣り合っているのでしょうか、あるいは隔たっているのでしょうか。静かなようで、生命の喧騒にあふれている森。私たち人間は森の音にどれほど耳を澄ませているのでしょうか。
作曲家・サウンドデザイナー足立美緒が、流山市内の森や街のリサーチ・フィールドワークによって集めた環境音や、風景に呼応する音楽によるサウンド・インスタレーションを制作。立体音響のオーソリティ・久保二朗(株式会社アコースティックフィールド)が、ホールとホワイエでそれぞれの空間に合わせたサウンドシステムを構築。マルチチャンネルスピーカーによる精緻な立体音響による音に包まれたり、散りばめられた音を探し歩いたり…森と街、現実と非現実、静謐と喧騒が入り混じる音空間としての「森」が出現します。
【プロフィール】
足立 美緒(あだち みお / Mio Adachi)
作曲家・サウンドデザイナー。1993年生まれ。東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科首席卒業・アカンサス音楽賞受賞、同大学院修了。映像などのメディアのための音楽や邦楽器・雅楽器のための音楽に加え、近年は立体音響や地域に関連した作品を多く手がける。自然や土地の風景との関係性、歴史や社会の記憶などに対する想像力を開くような体験を創出している。雅楽・邦楽・作曲グループ「音・音」主宰。2023年、箏・雅楽器×Dolby Atmosによる1st EP『想像、そしてダンス』を配信リリース。株式会社ラプソディ所属。
ウェブサイト:https://mio-adachi.com
Twitter:@mio_adachi
Instagram:@mioadachi
みどころ
【パフォーマンス情報】
ホワイエのインスタレーション内で、演奏の小さなパフォーマンスを行います。(両日14:00~/18:00~)
11月11日(土)「森に話しかけるための音楽」
出演:大町和海(ピアノ)
11月12日(日)「森に/と/を営む」
出演:清田裕美子(龍笛・楽琵琶)
※パフォーマンスの間は通常の展示とは異なりますので、ご了承ください。
お問い合わせ先
その他のお問い合わせ先:スターツおおたかの森ホール:04-7186-7638