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プログラム
第1ステージ
指揮:田村大地 ピアノ:石井京子
無伴奏混声合唱団のための 二つの「理由」より「私が歌う理由」
(作詞:谷川俊太郎/作曲:三宅悠太)
「瑠璃色の地球」
(作詞:松本隆/作曲:平井夏美/編曲:源田俊一郎)
「群青」
(作詞:福島県南相馬市立小高中学校 平成24年度卒業生/作曲:小田美樹/編曲:信長貴富)
第2ステージ
指揮:早川拓杜
混声合唱のための「おらしょ」
カクレキリシタン3つの歌
(作曲:千原英喜)
第3ステージ
指揮:小久保大輔 ピアノ:石井京子
委嘱作品
混声合唱とピアノのための組曲
「この星で」
(作詞:大崎清夏/作曲:市原俊明)
出演者
演奏:法政大学アカデミー合唱団
指揮:小久保大輔
ピアニスト:石井京子
みどころ
法政大学アカデミー合唱団は今年、1962年の発足以来、60回目の節目となる定期演奏会を迎えることとなった。一昨年・昨年度は、新型コロナウィルスの影響で思うような活動が出来ず、3回の演奏会中止を経験し、また、昨年度の12月に開催した第59回定期演奏会も、法政アカデミーの長い歴史の中で初めて、無観客かつ映像配信による開催となった。
今回の演奏会は、様々な方のご支援の下、お客様を迎え全3ステージ構成による演奏会を開催するに至った。3・4年学生指揮者によるステージに加え、弊団音楽監督である小久保大輔によるステージで構成されている。
第1ステージは、3年学生指揮者田村による初のステージ。どの曲の歌詞も、メッセージを伝える存在をはっきりと認識させられるような曲ばかりとなっており、奇麗ですっと心に流れ込んでくる曲調と共に、「言葉を伝える」事の重要性を再認識させられるステージである。音に乗せて届けられる「切実で純粋な思い」を受け取っていただきたい。
第2ステージは、4年学生指揮者早川によるステージである。「おらしょ」の由来はラテン語の「oratio(祈り)」という言葉。安土桃山時代にキリスト教が日本に伝来し、一時は広がりを見せたものの、キリシタンの人々はその後、多くの弾圧を受けることになる。その弾圧の中にあってもなお、祈りは人々の中に脈々と受け継がれ、日本の土着的な民間信仰と融合しながら現在まで存続してきた。長崎県の平戸や島原、五島列島などで受け継がれてきた伝統民謡と融合したこの組曲には共通して、キリシタン時代に生きた人々の夢と情熱、悲しみが歌われている。400年を超える時流の中で変わらずに受け継がれてきた人々の思い、そのスケールにも思いを馳せながら聞いていただければと思う。
第3ステージは、弊団の音楽監督小久保大輔の指揮による、法政大学アカデミー合唱団委嘱初演ステージである。60年という節目に当たり、現在の4年生が中心となり構想した初演曲の依頼。これに対して、市原俊明先生は、「今、現代を生きる大学生が歌う、“今”の言葉」を探してくださった。そして、大崎清夏氏の詩に添えて作曲していただき、今回初めて世に出す、混声合唱とピアノのための組曲「この星で」が完成した。是非とも演奏会に足を運んでいただき実際に皆様自身の感想を持っていただきたい。
最後に、改めて今回の演奏会は、弊団がコロナ禍に活動を再開して以来初めて、お客様にご来場いただいての演奏会となる。上に述べた各ステージの曲は、どれもコロナ禍に向き合い新たな日常を歩んでいく私たちに向けて大きな励ましと手掛かりを与えてくれるような曲ばかりだと信じてやまない。新たな出発を宣言する私たちのステージを、是非ご覧いただければと思う。
お問い合わせ先
その他のお問い合わせ先:演奏会お問い合わせ(E-mail):hosei.academy@gmail.com
twitter:@academy_chor
担当者:070-1146-0403(横山)
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