開場/開演情報・チケット販売期間
チケットの種類・料金帯
全-料金帯
0円 ~ 0円
プログラム
第Ⅰ部 クラシックステージ
○ ウィークエンド・イン・ニューヨーク/P.スパーク
○トランペットのための頌歌/A.リード
エル・シド/B.アッペルモンド
Trumpet Solo 菊本 和昭
○交響詩「スパルタクス」/J.ヴァンデルロースト
第Ⅱ部 ポップスステージ
【ハルとチハルの神隠し】
~ジブリの世界を巡って~
出演者
甲子園学院中学校・高等学校 吹奏楽部
みどころ
第I部 クラシックステージ
【ウィークエンド・イン・ニューヨーク/P.スパーク】
この曲は、作曲家フィリップ・スパークが初めてニューヨークを訪れた際の感動を音で描いた作品です。
ジャズ調やバラード調で彩られた音楽に、ドラムセットが魅力的なアクセントを加えています。華やかなファンファーレに続いて、ソプラノサックスをはじめとする各楽器のソロがドラマチックに展開します。
躍動感あふれるリズムと艶やかな旋律が織りなす、変化に富んだ音楽表現にご注目ください。
【トランペットのための頌歌/A.リード】
トランペットの多彩な表現力と卓越した技術を最大限に引き出した現代の傑作として知られています。作品は、華やかなファンファーレのような輝かしい冒頭から始まり、力強く伸びやかな旋律が次々と展開されていきます。叙情的なパートではトランペットの繊細な音色が美しく響きわたり、一方でドラマティックでダイナミックな展開では技巧的なパッセージが聴衆を圧倒します。作曲者はこの曲を通じて、トランペットという楽器の持つ多面的な魅力―力強さ、優美さ、情熱、そして繊細さを巧みに描き出しました。
【エル・シド/B.アッペルモンド】
中世スペインの伝説的英雄エル・シッドの生涯と勇敢さを描いた壮大な交響的作品です。作品は勇壮なテーマとドラマティックな展開を通じて、英雄の気高さや戦いの激しさ、そして人間味あふれる内面の葛藤を力強く表現しています。華麗で多彩なオーケストレーションは、聴く者をまるで中世の戦場や宮廷に誘うかのような臨場感あふれる世界へと引き込みます。特に金管楽器を中心とした力強い響きは、エル・シッドの不屈の精神と勇敢な姿を雄大に描き出し、作品全体に荘厳な迫力をもたらしています。一方で、抒情的なパートでは彼の人間的な一面や静かな決意も感じさせ、曲に深みと幅を与えています。
★Trumpet Solo 菊本 和昭
兵庫県出身。京都市立芸術大学首席卒業および大学院首席修了。フライブルク音楽大学、カールスルーエ音楽大学にて学ぶ。第19回日本管打楽器コンクール第1位。第72回日本音楽コンクール第1位および増沢賞などの賞歴がある。
京都市交響楽団を経て、2012年よりNHK 交響楽団首席奏者。トランペットを早坂明、故・有馬純、A.プログ、R. フリードリッヒ、故・Dr.E.H.タール各氏に、室内楽を信一氏に師事。大阪音楽大学客員教授。京都市立芸術大学非常勤講師。
【交響詩「スパルタクス」/J.ヴァンデルロースト】
古代ローマの剣闘士をモチーフにした感動的な交響詩であり、作曲家ヤン・ヴァンデルローストの名を日本に広く知らしめた名曲です。この曲は、映画音楽のような華麗さとスケール感を持ちつつ、メリハリの効いた構成が大きな魅力です。前半は、ホルンやトロンボーンの力強い音色と、パーカッションの緊迫感あるリズムが特徴的です。中間部では、一転してフルートとホルンのソロが美しいメロディーを奏で、静寂の中に響き渡ります。後半は、トロンボーンとトランペットが激しく力強い音色でクライマックスを築き、聴く人を圧倒します。場面ごとに変化する音色、リズム、そしてフレーズにぜひ注目して聴いてみてください。
第Ⅱ部 ポップスステージ
【ハルとチハルの神隠し】
~ジブリの世界を巡って~
両親とはぐれてしまった少女。探しても見つからず、いつの間にか見知らぬ世界へと迷い込んでいた。再会するために、小人たちの暮らす家、空を飛ぶ魔女、動くお城といった不思議な世界を巡りながら、困難に立ち向かう少女。一体、少女は両親と再会することができるのでしょうか?
お問い合わせ先
メールアドレス:koshiengakuin.suisougaku@office.eonet.ne.jp
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