開場/開演情報・チケット販売期間
チケットの種類・料金帯
全-料金帯
0円 ~ 0円
- ご利用には会員登録/ログインが必要です。
-
ご利用可能支払方法
-
- 購入方法について
プログラム
【篠原 眞メモリアルコンサート】
孤高の前衛が生涯をかけて創り上げた音楽の全貌——
世界初演を含む、オーケストラ作品個展がついに実現。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 開催にあたって
篠原 眞(1931〜2024)。
1954年にフランス政府給費留学生としてパリへ渡り、パリ国立音楽院でオリヴィエ・メシアンのクラスに一等賞、
作曲家トニー・オーバンのもとで一等賞首席を修得。
その後も欧米各地で最先端の音楽を吸収し、晩年まで世界の舞台で創作を続けた「孤高の前衛作曲家」です。
師・池内友次郎(東京芸術大学教授)は、こう断言しています。
「篠原眞が、最も優れていると同時に、最も眞面目に音楽を學んでいると断言する。」(1959年)
そのメシアンも、若き篠原にこう語りかけました。
「マコト、君はとても聰明だ。いつの日か君は何かを成しとげるだろう。」(1959年)
しかし——篠原が日本でオーケストラ作品の個展を開いたことは、
生前ついに一度もありませんでした。
2026年は、篠原眞の生誕95年・没後2年にあたります。
この節目に、作曲者の悲願でもあったオーケストラ作品個展を、
「篠原 眞メモリアルコンサート」として開催します。
世界初演や、72年ぶりの再演を含む全7曲。
「孤高の前衛」の至高の創作に接する、唯一無二の一夜です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 公演概要
日時:2026年7月4日(土)
13:30 開場 / 14:00 開演
会場:北とぴあ・さくらホール
(東京都北区王子1-11-1 JR京浜東北線「王子駅」北口より徒歩2分)
指揮:水戸博之
演奏:オーケストラ・トリプティーク&篠原眞メモリアルコーラス
コンサートマスター:三瀬俊吾
プレトーク:13:40〜13:55 愛澤伯友(篠原眞門下)+髙久 暁(監修・音楽学者)
プロデュース:西耕一
チケット:一般 3,000円 / 学生 1,000円
※学生券は学生証をご持参ください。
主催:篠原眞作品普及会
助成:(財)花王芸術文化財団
協力:(株)全音楽譜出版社/スリーシェルズ
後援:日本現代音楽協会、日本作曲家協議会
お問い合わせ:
篠原眞作品普及会
Email: 1931mshinohara2024@gmail.com
TEL: 090-3236-8172(髙久・たかく)
teketで購入できない場合は、上記メールにご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ プログラム
【献奏】
山田耕筰《赤とんぼ》(篠原 眞 編曲)
──篠原が20代に主宰したアマチュア合唱団のために編曲。
のちに東京混声合唱団のレパートリーとなった、無伴奏合唱版。
─────────────────────────────
【第1部】
■ 20弦楽器のための《リベレィション(解放)》(1977年)
▶ 日本再演
イランのペルセポリスで開かれた国際音楽祭で世界初演。
作曲者は「独裁政治からの解放への願いを秘めていた」と語っています。
祈りと緊張が交錯する、20の弦楽器のための力作。
■ 2つのオーケストラのための《フェノメナ(現象)》(2020年)
▶ 世界初演
「孤高の前衛」篠原が、生涯最後に完成させた遺作。
左右に配置された2群のオーケストラがトーン・クラスター由来の
和音やフレーズを響き交わす、過激なエネルギーを秘めた辞世の音楽。
今回が世界初演となります。
─────────────────────────────
【第2部】
■ オーケストラのための《ソリチュード(孤独)》(1961年)
パリ留学末期から構想し、ミュンヘンの半地下の部屋に暮らした
苦難の留学生活の中で完成させた作品。
創作ノートの仮タイトルは「孤独な男の自画像」。
当時の篠原の魂の叫びがそのまま音楽になった一曲。
■ オーケストラのための《ロンド》(1953年)
東京藝大在学中に作曲、上田仁指揮・第56回東京交響楽団定期演奏会で初演。
「僕の勉強してきたものの決算」と自ら記した自信作。
音楽評論家・富樫康は「大成するかもしれない」と評した、
若き篠原の輝かしい出発点。
■ バレエ音楽《夢殿》抜粋(1954年)▶ 72年ぶり再演
1954年1月、第4回松山樹子バレエ団公演で上演。
法隆寺・夢殿の救世観音像を舞台に、
バリ島の音楽と《春の祭典》から着想された舞踊音楽。
「少女の踊り」では毎小節拍子が変化するクライマックスへ。
実に72年ぶりの再演となります。
■ オーケストラと混声合唱のための《夢路》(1992年)
▶ 西洋楽器版・世界初演
1970年代半ばからおよそ20年かけて探求した「和洋の音楽的融合」の成果。
日本の多彩な音響的イメージが重なるように織り込まれる、
オーケストラと混声合唱のための大作。
今回は西洋楽器のみによるヴァージョンの世界初演。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 作曲家プロフィール 篠原 眞(しのはら・まこと)
1931年12月10日、大阪生まれ。2024年3月3日、東京にて逝去。享年92歳。
1952年、東京藝術大学音楽学部作曲科に入学。
池内友次郎に作曲、安川加壽子にピアノ、
クルト・ヴェスと渡辺暁雄に指揮を師事。
学生時代からアマチュア合唱団「フェーゲライン・コール」を主宰し、
100曲以上の編曲を手がける。
1954年、フランス政府給費留学生としてパリへ渡る。
パリ国立音楽院でオリヴィエ・メシアンのクラス(音楽哲学)にて一等賞、
トニー・オーバンに作曲を師事して一等賞首席を修了(1958年)。
続いてピエール・シェフェール主宰のGRMにてミュージック・コンクレートを研究。
1963年までダルムシュタット夏期音楽講習会に参加。
1960年、ミュンヘン国立音大でハラルド・ゲンツマーに作曲を、
シーメンス社電子音楽スタジオで電子音楽を研究。
1962年、ケルン国立音大でベルント・アロイス・ツィンマーマンに作曲、
ゴットフリート・ミヒャエル・ケーニヒから電子音楽を学ぶ。
1963年、シュトックハウゼンに作曲を師事し、
のちにその助手として楽譜浄書も担当。
1965年よりユトレヒト・ソノロジー研究所に勤務。
1966年よりDAADベルリン芸術家プログラムの招きでベルリンへ。
1978年、カナダ・マギル大学の客員教授を務め、
1979年よりユトレヒトに定住。
以後、ユトレヒト・東京・京都を拠点に世界各地で創作活動を展開。
45曲ほどの作品はいずれも楽器編成が異なり、
新奏法の開拓・音響の空間化・ノイズと楽音の融合など実験性に富む。
日本・米国・ヨーロッパで20回以上の作品個展を開催。
作品は内外で演奏・出版・録音されている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
制作協力:株式会社スリーシェルズ
出演者
プレトーク:愛澤伯友(篠原眞門下)、高久暁(監修・音楽学者)
水戸博之(オーケストラ・トリプティーク常任指揮者)
オーケストラ・トリプティーク(演奏)
三瀬俊吾(コンサート・マスター)
篠原眞メモリアルコーラス(合唱)
監修:髙久暁/プロデュース:西耕一
みどころ
篠原眞 メモリアルコンサート
【世界初演】孤高の前衛・篠原眞、その響きを体験せよ!
2026年7月4日、北とぴあ・さくらホールは、日本の音楽史における歴史的な一日となります。
本公演は、日本の現代音楽を牽引し、世界中で活躍した巨匠・篠原眞の足跡をたどるメモリアルコンサートです。
生涯最後に完成させた遺作の世界初演から、72年の時を経て蘇る幻のバレエ音楽まで、彼の魂が刻まれたプログラムを、気鋭の指揮者・水戸博之とオーケストラ・トリプティークの渾身の演奏でお届けします。
日本を代表する「孤高の前衛」が探求した様々な音響と、人生の最後に到達した音響空間を、体感しましょう。
お問い合わせ先
メールアドレス:1931mshinohara2024@gmail.com
電話番号:090-3236-8172
応援コメント(0)