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プログラム
【第1部】歌舞劇「開花惑三田百草」鑑賞の手引き(約30分)
休憩(約20分)
【第2部】歌舞劇「開花惑三田百草」(約60分)
序 幕
M-1 序曲 (金井 信作曲)
第一幕 お駒と利助の恋車
M-2 恋の花車(利助、お駒) (金井 信作曲)
第二幕 泉岳寺門前
M-3 世間の目に晒されて(於澤、清之介) (金井 信作曲)
M-4 間奏曲1 (広田 公作曲)
第三幕 お駒の部屋~人形の夢、江戸の夢
M-5 市松人形の精の歌(人形の精、お駒) (青山 昌弘作曲)
第四幕 利助の部屋~仇なる思い、義士の本懐
M-6 大石内蔵助の恨み節(内蔵助の亡霊、利助)(福嶋 頼秀作曲)
第五幕 朧に浮かぶ開化の心中
M-7 間奏曲2 (広田 公作曲)
M-8 金杉橋心中(清之介、於澤、利助、お駒)(福嶋 頼秀作曲)
終 幕
M-9 フィナーレ~開花惑三田百草(全員) (肝付 兼美作曲/福嶋 頼秀編曲)
出演者
【台本】宮下 弘二 【 演出】大石 泰 【音楽監督】金井 信
【出演者】
講談師 松林伯円 :中川 滋
仕立屋の娘 お駒:富永 美樹(ソプラノ)
人力車夫 利助 :磯沼 良(テノール)
市松人形の精:石橋 佳子(メゾソプラノ)
大石内蔵助の亡霊:鈴木 淑博(バス)
旗本の未亡人 於澤:吉田 昌美(シャンソン)
役者 市村清之介:大久保 光哉(バリトン)
ピアノ:金井 信
マンドリン:肝付兼美
尺八・笛:元永 拓
三味線:山崎千鶴子
邦楽打楽器:多田恵子
【作曲者】
金井 信
青山 昌弘
広田 公
福嶋 頼秀
肝付 兼美
みどころ
【あらすじ】
時は明治16年。時事講談で人気を博す講談師・松林伯円が語る、三田界隈に暮らす市井の人々の人間模様。
人力車夫の利助と仕立屋の娘・お駒は幼馴染。三月のある日、二人は泉岳寺の門前を通りかかる。お駒は顔見知りの元旗本の未亡人・於澤と、大部屋の歌舞伎役者・市村清之介を見かけ声を掛けるが、二人は挨拶もそこそこに立ち去ってしまう。清之介と於澤は人目を忍ぶ恋仲で、世間の口さがない噂にさらされていた。お駒は気を取り直して、利助を四十七士の墓参りに誘うが、利助は赤穂浪士の討ち入りは時代遅れと取り合わない。お駒は桜の木の根方に打ち捨てられた市松人形を拾い、二人はその夜の夜桜見物を約束して別れる。
その日の夕刻。お駒の前に市松人形の精が現れる。人形の精は、自分を拾ってくれた礼を述べると、持ち主の寵愛を失う原因になった西洋人形への恨みを語る。一方、利助のところには、大石内蔵助の亡霊が現れ、仇討ちは時代遅れと言った利助を成敗すると詰め寄る。いずれも夢の中の出来事であった。
その夜、夜桜見物のために金杉橋に向かった二人は、そこに男女の人影を見つける。それは世間の冷たい目に耐えられなくなり、まさに心中を決意した清之助と於澤であった。懐剣の鞘を払って、於澤の喉を突かんとする清之介。その刹那、お駒は鋭い叫び声をあげ、利助は清之介を取り押さえる。心中を思いとどまった清之介と於澤に、利助とお駒が「これからは文明開化の世の中、新しい希望を信じよう」と歌うのであった。
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