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プログラム
奇跡の映画 カール・テオドア・ドライヤー傑作選
怒りの日
出演者
監督・脚本 カール・テオドア・ドライヤー
原作:ハンス・ヴィアス=イェンセン 撮影:カール・アンデルジョン
時代考証:カイ・ウルダル
出演:リスベト・モーヴィン トーキル・ローセ
1943年/デンマーク/モノクロ/スタンダード/デンマーク語/モノラル/97分/デジタルリマスター
©Danish Film Institute
【1974年ヴェネチア国際映画祭 審査員特別表彰】
みどころ
中世ノルウェーの村に、牧師アプサロンと若き後妻アンネの夫婦が平穏に暮らしていた。一方で、同じ村にいた老女ヘアロフス・マーテが魔女とされ火刑に処されることに。彼女は牧師アプサロンの弱みを握っていた…。ある日、アプサロンの前妻との一人息子マーチンが神学の勉強を終えて帰郷する。アンネはたちまちマーチンに惹かれ二人は親密な関係に。そんな折、アンネが発した言葉にショックを受けたアプサロンが急死してしまい、アンネが魔女として死に至らしめたと告発を受けてしまう…。陰影を巧みに使ったモノクロームの映像美で、魔女狩りが横行する時代の複雑に絡み合う関係性を映した衝撃作。
1943年11月13日にドイツ占領下のデンマークで封切られた。それ故かスタッフ・キャスト名はおろか、自分の監督名さえクレジットされていない。
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