開場/開演情報・チケット販売期間
チケットの種類・料金帯
全-料金帯
0円 ~ 0円
-
ご利用可能支払方法
-
- 購入方法について
プログラム
作曲家・石田多朗によるピアノソロコンサート『センス・オブ・ワンダー』は、レイチェル・カーソンの著書『センス・オブ・ワンダー』から着想を得て、「うれしい」「悲しい」といった感情のさらに奥にある、根源的な“感覚”を音楽で表現する試みです。
自然や未知なるものに触れたときの“驚き”の感覚。石田はこの感覚を「単なる感情」ではなく、「感情が生まれる直前の感覚の源」として捉え、音楽でその状態を表現しようとしています。ピアノという楽器を通じて、同じメロディーでも、喜びにも悲しみにも変化しうる可能性に着目し、感情が“分岐”する前の地点を探求する作品です。1つのメロディーがさまざまな感情に“分岐”するように、感情が芽生える直前の“源”を探ろうとしています。
本公演では、2025年10月にリリース予定の同タイトルのアルバムに収録される、これまで石田が作曲したサウンドトラック作品、NHK「とちぎ630」の楽曲をはじめ、新作のオリジナル曲も披露いたします。聴衆と“音楽が生まれる瞬間”を共有する、未完成から完成への旅を体験していただけます。
出演者
石田多朗(いしだ・たろう)
作曲家、音楽監督、株式会社Drifter 代表取締役
略歴:ボストン生まれ。幼少期をサンフランシスコで過ごす。
23歳から音楽を学び始め、翌年、東京藝術大学音楽学部に合格。
同大学院修了後、2014年に雅楽作曲に挑戦し、オリジナル楽曲「骨歌」が坂本龍一に評価される。
その後、重度の精神疾患を経験し、栃木県那須町へ移住。一時は音楽から離れるも、その間に音楽哲学を根本から再構築し、再び創作の道へ戻る。
2022年、アカデミー賞作曲家でナイン・インチ・ネイルズのメンバーでもあるアッティカス・ロスらと共同制作を行い、ドラマ『SHOGUN』の総合アレンジャーを担当。この作品の音楽は、エミー賞作曲賞・テーマ曲賞、グラミー賞などにノミネートされ、国際的な評価を受けた。
現在は、雅楽と現代音楽、西洋音楽を融合させた独自の表現で、作曲・演出・プロデュースなど多面的に活動中。2025年8月、雅楽×クラシックによる世界初のアルバム『常世』をリリース予定。国内外の文化イベントにも多数参加しており、海外での活動も本格的に始動中。
動画
お問い合わせ先
メールアドレス:mail@drftr.co.jp
お問い合わせフォームURL:https://www.drftr.co.jp/contact
その他のお問い合わせ先:株式会社Drifter
担当:吉岡きくみ
応援コメント(6)