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プログラム
M.グリンカ:歌劇《ルスランとリュドミラ》序曲
F.シューベルト:交響曲第7番《未完成》
A.ドヴォルザーク:交響曲第9番《新世界より》
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出演者
□安斎拓志(指揮)
福島県出身。3歳よりピアノを故大内洋子氏に師事。福島高校管弦楽団でヴァイオリンを始め、これまでに木全利行、篠崎史紀の両氏らに師事。全日本高等学校選抜オーケストラに欧州公演に3年連続で参加。立教大学交響楽団においてコンサートマスターを務める傍ら、故佐藤功太郎氏の薦めで指揮活動を始める。卒業後は桐朋学園大学、国内外のセミナーにおいて学ぶ。
これまでに指揮を故佐藤功太郎、河地良智、湯浅勇治の各氏らに師事、数多くの演奏会の副指揮者・客演指揮者を務める。2006年にユーゲント・フィルハーモニカーを創設、農村でのオーケストラ演奏会を指揮するなど意欲的に活動し、それらの音楽活動が読売新聞全国版に度々取り上げられる。2012・2013年には国立競技場においてアイドルグループ嵐のコンサート「アラフェス」のオーケストラと合唱を指揮するなど、クラシックの枠にとらわれない様々な活動を展開している。
現在ユーゲント・フィルハーモニカー音楽監督。2017年からは全日本高等学校オーケストラ連盟の高校オーケストラ支援事業を担当、数多くの音楽事業をオーガナイズし青少年の音楽教育にも力を入れている。
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□ユーゲント・フィルハーモニカー(管弦楽)
財団法人「日本青年館」の音楽行事(オーケストラ・フェスタ、全国高等学校選抜オーケストラ・ヨーロッパ公演、日本ユンゲ・オーケストラ・ヨーロッパ公演)に参加したメンバーが中心となって2006年3月に創設されたオーケストラ。
選抜オーケストラが母体となっており、メンバーは様々な大学・高校オケ出身のプレイヤーが揃っている。現在は選抜オーケストラ出身者のみならず、高い意識を持って音楽に取り組もうとする仲間が集まり、団員約80名を越えるオケになった。
3月の定期演奏会を中心に、福祉施設や普段生のオーケストラに触れる機会のない農村への訪問演奏や地方公演、その他行楽施設の各種イベントやテレビ番組での依頼演奏など幅広い活動を行う。
音楽的に人間的に成熟した団体作りに励みながら、「アマチュア・オケだからできること(≒プロオケには出来ないこと)」を追求している。
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みどころ
▼ "楽狂の時"
昨年に続き2回目となる都内での特別公演。今回はクラシック音楽の代表的存在とも言える、屈指の人気を誇る名曲レパートリーばかりをお届けする。熱狂的な《ルスランとリュドミラ》に続く《未完成交響曲》は、第1回定期演奏会で取り上げユーゲントフィルの始まりとなった1曲。過去の演奏会の興奮を蘇らせる、あるいは初めてお客様にも親しみやすい、音楽ファンによる音楽ファンのためのセットリストが並んだ。
▼ 新世界より、新世界へ
故郷ボヘミアを離れアメリカへ渡ったドヴォルザークは、原住民の音楽に可能性を見出し《新世界交響楽》を綴った。稀代のメロディーメーカーですら感銘を受けた旋律たち、土壌の育んだ音楽からかつての農奴たちにシンパシーを抱き祖国に思いを重ねた。このユニークな手紙は忌避されぬようヨーロッパ全土へ届けられ、豊かなムードが世界中に共鳴し最も有名な交響曲として数えられているのは言うまでもない。
― この時世で故郷へ帰ることが叶わぬまま人は多く、ユーゲントフィルの地方公演も2年連続で中止となった。音楽家たちの舞台はイーハトーヴォから遠く離れる一方、人種至上主義が衝突を生む今日の"新世界"はドヴォルザークの高潔さを今一度噛みしめる時ではなかろうか。望郷の念を運び、純真を熱く照らす一時が生まれることに期待したい。
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動画
お問い合わせ先
その他のお問い合わせ先:ad@jugend-phil.com
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