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プログラム
E. フンパーディンク 歌劇「ヘンゼルとグレーテル」序曲
L. アンダーソン ピアノ協奏曲ハ長調(ピアノ独奏 野添美香)
P.I. チャイコフスキー 交響曲第5番ホ短調 作品64
出演者
指揮:清水誠
ピアノ独奏:野添美香
演奏:藤沢ジュニアオーケストラ
みどころ
藤沢ジュニアオーケストラは、1983年に創立した翌年の第1回から、毎年1回(1997年のみ年2回)の定期演奏会を欠かさずに開催し、このたび第41回の定期演奏会を迎えます。40年におよぶ歴史において唯一、コンサートホールでの本番を迎えることができなかったのは、新型コロナ感染症の影響が初めて全世界に拡大した3年前の夏、2020年の第38回のことでした。年にひとつずつ進級する青少年にとって、巡る季節は常にかけがえのないものです。そして、この3年間に起きた社会の大きな変化を受け入れざるを得なかった子どもたちにも、社会人として巣立つときがいよいよ近づいています。
最初に演奏する「歌劇『ヘンゼルとグレーテル』序曲」は、2020年夏にコンサートホールで披露することのできなかった曲目です。あらためて大ホールで演奏できる歓びを、皆さんと共有したいと思います。つづくアンダーソン作曲の「ピアノ協奏曲ハ長調」は、日本での上演歴が少ないプログラム(日本アマオケ史上初、かも?!)です。『シンコペーテッド・クロック』や『そりすべり』など、曲を聴いて知らない人はいない数々のメロディを生み出した作曲家ルロイ・アンダーソンによるオーケストラとピアノの協演をお楽しみください。
そしてチャイコフスキー作曲「交響曲第5番ホ短調」は、ベートーヴェンやショスタコーヴィチなど名だたる作曲家の『交響曲第5番』に通ずるかのごとく "運命" 的な動機が全編に散りばめられた作品で、日本で演奏される機会の多いオーケストラ曲のランキング(某ウェブサイト)で常に上位をキープしていることにも納得感のある、名曲です。時代の激変と言えば、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってから1年半を経過した現在までに、クラシック音楽業界では「チャイコフスキーの作品を演奏することの是非」が議論されるシーンもありました。(実際に、曲目変更や指揮者変更を余儀なくされた/選択したコンサートがありました。)過去の偉人による素晴らしい芸術作品が、現在の政治の在り方によって、未来における価値を揺るがされることなど、あってほしくはないと願います。
出演者一同、真摯に作品と向かい合い、お客さまと音楽をわかちあい、平和を味わえるときを楽しみにしております。皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。
お問い合わせ先
団長 松口直樹(TEL. 090-9240-3527 E-mail:fujisawajr.ok@gmail.com)
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