開場/開演情報・チケット販売期間
チケットの種類・料金帯
全-料金帯
0円 ~ 0円
-
ご利用可能支払方法
-
- 購入方法について
プログラム
組曲「甲殻」
第一集
テッポウエビ (2007)
カブトガニ (2005)
ハナシャコ (2005)
シオマネキ (2005)
タカアシガニ (2007)
第二集
ガザミ (2009)
ミジンコ (2009)
ワレカラ (2008)
フリソデエビ (2010)
ウミサソリ (2009)
第三集
トラフカラッパ (2010)
ウミホタル (2010)
ソメンヤドカリ (2015)
ウチワエビ (2013)
アカガニ (2013)
第四集
オトヒメエビ(2020)
ヤシガニ (2022初演)
他
出演者
ヴァイオリン:亀井庸州 チェロ:竹本聖子 ピアノ:榑谷静香 解説 : 川上統
みどころ
「生き物」をテーマとした百花繚乱な鮮やかさとユーモアを持ち味に、現代音楽の作曲で培われた巧妙なギミックを持ち込んだ作風を貫く川上統。その代表作のひとつである組曲「甲殻」が十数年の歳月をかけて一応の「全曲」完成をみました。
今回はその全曲版CDのリリースも記念して、初演者、録音者による演奏により同曲初となる「組曲全曲演奏」を行います。さらに当日は、作曲者本人のオモシロマニアックな(?)解説を添えながら、初演を含む第4集シリーズも演奏いたします!
現代ピアノトリオの一つのアイコンともなるこの作品を一度に聴けるこの機会を、是非お楽しみください。
組曲「甲殻」全曲演奏に寄せて
組曲「甲殻」のシリーズは2005年に「ハナシャコ」「カブトガニ」「シオマネキ」の3曲を作ったところから始まりました。この生物3種の事や弦楽器の音楽の内容に照らし合わせて、解説をしながらの初演を迎えました。その後、2007年に「テッポウエビ」「タカアシガニ」を加えて5曲の組曲として一旦の完成を迎えました。
それ以降、ありがたい事に再演の機会を多く持ちまして、それならば他の甲殻類やそれに近い種類の生物の曲も作りたいと思い曲を追加していきました。2015年には5曲ずつの集として三集が揃い、計15曲の組曲となりました。実は今も追加の曲があり、今回の演奏会では2021年の作品「オトヒメエビ」、今回が初演となる新作「ヤシガニ」も演奏されます。
2021年に、長らくこのシリーズを演奏してくださっております亀井庸州さん、竹本聖子さん、榑谷静香さんの演奏録音にてこの15曲のCDがコジマ録音から発売されました。いつも本当にこの生物達の硬い部分から内部筋繊維の繊細な動きまで、本当にダイナミックに演奏してくださる皆さんの演奏がとても好きで、このコンサートにて御三方の演奏で15曲を一気に聴ける事を楽しみにしています。
川上統
お問い合わせ先
その他のお問い合わせ先:kazamidori.kikaku@gmail.com
応援コメント(4)