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プログラム
ヴォーン・ウィリアムズ/クラリネット・ホルン・ピアノ三重奏のための五重奏曲 二長調 ☆
バックス/オーボエ五重奏曲
ラングフォード/ロンドンの小景
フィンジ/エクローグ 作品10 *☆
出演者
オオサカ パストラル シンフォニー オーケストラ
ピアノ:市川 未来 ☆
指揮:松永 健司郎 *
みどころ
昨年に続いて2023年はRVW生誕151年のメモリアル年(こじつけ)。
歌入りの大曲を、みんなで気兼ねなく演奏できる日が来るまでにはもう少しかかりそうなので、ここらで一つ、趣向を変えた演奏会を企画することにしました。
定期演奏会ではRVWのシンフォニーを1曲ずつ、そして主には同時代の、時には少し遡ったイギリス音楽に取り組んできましたが、今回は室内楽を中心に、さまざまな編成・毛色の音楽たちを、気軽に楽しんでいただければ、と考えています。
今回取り上げるRVWの作品は、まだ学校を出てから間もない20代中盤に書かれた、クラリネット・ホルン・ピアノ・ヴァイオリン・チェロ、という少し変わった編成の「五重奏曲」です。
直前の1897年にブルッフに師事していた経緯もあるのか、ブラームスの影響が色濃いものの、随所に後のRVW作品に表れる独特の和声感を見出すことができ、私たちのメインワークである交響曲が成立するまでの過程を観察することができる、非常に貴重な作品の一つです。
20世紀前半のイギリスで大活躍したオーボエ奏者、レオン・グーセンスからの委嘱により書かれた、バックスによる「オーボエ五重奏曲」は、オーボエの持つ牧歌的で少しひなびた音色を活かし、どことなく懐かしい雰囲気が全編に漂います。
後年書かれるブリスによる同編成の曲、あるいはRVWによる協奏曲に対して、決して少なくないインスピレーションを与えており、その面でも重要な作品と言えるでしょう。
金管楽器奏者なら一度は耳にしたことがあるであろう伝説の金管アンサンブル、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの結成30周年を記念して、ラングフォードによって書かれ、来日公演で初演された「ロンドンの小景」は、まさに《聞くロンドン周遊》。
パワフルで温かいサウンドによる小旅行を表現できればと思います。
そしてプログラムの最後に少し編成を大きくして、フィンジによる未完に終わったピアノ協奏曲の断章ともいえる、はかなくも美しい「エクローグ」を、《木管アンサンブルはなり》や大阪クラシックなどの室内楽を中心に、吉松隆「メモ・フローラ」でのdiversEnsembleとの共演などでも活躍されている、ピアニスト・市川未来さんをソリストにお迎えしてお送りいたします。
♪市川未来さんプロフィール
https://i-miki.wixsite.com/piano
お問い合わせ先
その他のお問い合わせ先:opas.orch+info@gmail.com
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