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プログラム
プレトーク「対位法の記憶:モートン・フェルドマンのレッスン」
トーク:藤枝守
バニータ・マーカスのために For Bunita Marcus (モートン・フェルドマン、1985)
演奏:松村由佳
三和音の記憶Triadic Memories (モートン・フェルドマン、1981)
演奏:Layla (レイラ) / Gumi
モートン・フェルドマン Morton Feldman (1926~1987)
50年代、ジョン・ケージやアール・ブラウン、クリスチャン・ウォルフとともに活動しながら、不確定的な要素を含んだ図形楽譜を考案したが、60年代以降は伝統的な記譜法にもどり、「フェルドネスク」ともよばれる極度に点描的で音量が抑制された独自のスタイルを確立。また、晩年の作品では、演奏時間が長大する傾向となり、6時間にも及ぶものもある。フィリップ・ガストンらの抽象表現主義の画家たちとも交流が深かった。1987年に膵臓がんのために亡くなった。
出演者
松村由佳:ピアノ
九州大学芸術工学部音響設計学科卒業、同大学修士課程修了。藤枝守研究室にて実践研究。幼少よりピアノとヴァイオリンを学び、大学入学後に古楽器やガムランを始める。自身も出演する演奏会を多数企画し、テリー・ライリーの代表作を超大人数で合奏する『1,000人のIn C』、840回反復するサティのピアノ曲の単独完奏『ヴェクサシオン☆チャレンジ』、古楽器によるムーンドッグ作品集『MOONDOG'S CANON』等を主催。創設メンバーである福岡ガムラン倶楽部LOUでは、ルー・ハリソン作品等の編曲も担当。2026年12月5日に福岡市の森本能舞台で作曲家のジョディ・ダイアモンドを迎えて「アメリカン・ガムランとの出会い」というLOU主催公演の企画・出演を予定している。
https://gamelanlou.net/ja/
Layla (レイラ) / Gumi:ピアノ
福岡女学院高等学校音楽科卒業後、渡米。マサチューセッツ州ボストンのニューイングランド音楽院卒業。クラシックピアノと現代奏法をStephen Drury、ピアノ連弾をGabriel Chodos、アメリカ実験音楽論を藤枝守に師事する。専門分野はアメリカ現代音楽ミニマリズム。ボストン現代音楽祭SICPP、電子即興音楽祭SOFA、芸工アバンギャルド音楽祭、AGAINST2015 Fukuoka Extreme Music Festival、九州大学主催Feldman meets freqなどに出演。後進の育成に励みながら、近年はメディアアーティストmgsとm2mを結成し、R&B、エレクトロニカ、ドローン、ノイズ、インダストリアルなどを混同した独自のピアノパフォーマンスも行っている。 Instagram @laylamorpho
藤枝守:トーク
作曲を湯浅譲二やモートン・フェルドマンらに師事。植物の電位変化データに基づく《植物文様》を展開。著書に『[増補]響きの考古学』や電子書籍『孤高の響き』など。TZADIKから3枚のアルバムをはじめ《ルネサンスの植物文様》《ガムラン曼荼羅》《枯野:植物文様ソングブック》など多数。現在は、喜界島サンゴ礁科学研究所特別研究員としてサンゴ骨格音響によるアートプロジェクトを実践。2027年2月に福岡アジア美術館にて「ガムラン曼荼羅 四部作:完結版」の公演を予定。九州大学名誉教授。Ph.D. in Music (University of California, San Diego) 。令和7年度福岡市文化賞を受
みどころ
モートン・フェルドマン。この20世紀のアメリカ音楽を代表する作曲家は、今年で生誕100周年を迎えます。その記念としてフェルドマンの2つの長大なピアノ作品をしずかに聴いてみたいと思います。その晩年は、トルコ絨毯の文様から影響を受けたとも伝えられていますが、かすかにずれながら、その行先がみえない曖昧に変容を繰り返す文様のような音のかたち。その一瞬一瞬に立ち会いながら、フェルドマンの記憶が織り込まれた時間を辿ってみます。
このイベントに関するお問い合わせ先
メールアドレス:artcafecollective@gmail.com
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