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プログラム
昼公演 「響」
日本を代表する吹奏楽団によるコンサート!
/ホール ミュージック編成:
<一般公募による編成の祝祭吹奏楽団>
ヨコハマ ウィンド シンフォニー 2025
東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部
<2024年度 第72回全日本吹奏楽コンクール 高等学校の部 金賞受賞>
創価大学パイオニア吹奏楽団
<2024年度 第72回全日本吹奏楽コンクール大学の部 金賞受賞>
土気シビックウインドオーケストラ
海上自衛隊東京音楽隊 <特別出演:模範演奏>
※全団体座奏:1団体30分枠
演目等は、Web発参照
出演者
昼公演 響 /ホール ミュージック編成(表彰・報奨対象) ※全団体座奏:1団体30分枠
公募による編成の吹奏楽団 ヨコハマウィンドシンフォニー 2025
創価大学パイオニア吹奏楽団
東海大学付属高輪台高等吹奏楽部
土気シビックウインドオーケストラ
自衛隊音楽隊<調整中=特別出演:模範演奏> 計5団体予定
みどころ
過去動画 https://www.youtube.com/watch?v=YwGEsbZyNIc
過去動画 https://www.youtube.com/watch?v=Ic9QHhSwn8Y
1859年の開港当時、横浜には外国からの文化が数多く入って来ました。現在のブラスバンドやマーチングに始まる「吹奏楽」もこの一つです。すべての「西洋音楽」はここから始まりました。
そもそも日本人の「西洋音楽:以下 洋楽」との出会いは、開国から遡ること5年前、最初の条約となる1854年の日米和親条約締結時にペリー提督に随行してきた「大統領の音楽隊(この時は選抜隊員による分遣隊)」が式典会場に向かうまでに行ったパレードや式典での演奏、条約交渉に関係する武士達を黒船ポーハタン号に招いて行った晩餐会での夜会演奏になります。この晩餐会時に招かれた雄藩諸侯等は、軍備の一つとして指導を要請したそうですが、南北戦争直前であったため、実現には至りませんでした。
その後、生麦事件を契機とした薩英戦争において世界の力を思い知った薩摩藩による方針転換により、1869年(明治2年)に、主に軍備において、操船(海軍)、砲術(大砲や鉄砲)等、様々な幕府の伝習隊に習って結成されました。この内、大勢の人の動勢を指揮、取り纏めるための信号ラッパや打楽器を使った戦隊合図として始まった「洋楽伝習生」が日本人による洋楽演奏の始まりとなります。この指導に当たることになったのが、後に日本の国歌となる「君が代(初代礼式曲=国歌)」を作曲する第1大隊付軍楽隊隊長ジョン W フェントンです。1870年に楽器が到着すると、式典や士気高揚の為の管・打楽器による器楽合奏が始まります。これが、我々日本人にとって最初の洋楽でした。
1872年の兵部省解体に伴い、指導を受けた「薩摩軍楽隊」は日本陸海軍軍楽隊へと発展し、伝習生の中には後の海軍軍楽長や陸軍軍楽長になるものもいました。これらの音楽は他の「洋式」と共に世間に広がり、後に学校や企業など民間バンド創設へと波及して「吹奏楽」の基盤となりました。現在でも「君が代寺」として有名な「薩摩藩洋楽伝習生」の寄宿舎であり練習場所であった
「本牧山−妙香寺」には「日本吹奏楽発祥の地」の記念碑が建ち、毎年、記念式典が行われています。このように我が国における洋楽は、鎖国があった影響で欧米とは違い、「吹奏楽」から始まり、その後、儀礼として国歌(礼式曲)を歌う必要に迫られた歌手の育成が声楽へと結びつきます。
1880年代になるとF.エッケルトによるドイツ式音楽教育や唱歌の導入が行われ、「君が代」もこの時期に現在のように改編されました。海軍軍楽隊では弦楽器も導入され管弦楽編成も併せ持つ音楽隊へと深化します。この最初の華が開いたのは「鹿鳴館」でした。
また、第二次世界大戦後になると新たな音楽文化が入ってきます。神奈川県内に駐屯していたアメリカ海兵隊や陸軍から関東学院の学生たちや神奈川県警察音楽隊が指導を受け、横浜のバンドがアメリカンスタイルで本格的な活動を始めます。 これが現在の「日本マーチングの原点」です。
このような歴史は、今日でも横浜を中心とした学校・一般を問わず、数多くの団体に息づいていて、その裾野を全国へと広げています。国内における吹奏楽活動の機軸である(社)全日本吹奏楽連盟の加盟団体数は、約1万4千団体(令和3年 全日本吹奏楽連盟調べ):約83万人にも及びます。この現役の他に卒業生等の経験者を加えると、およそ日本国民の15人に1人は経験者ということになり、マーチングバンド協会等の数を含めると10人に1人は、何らかの形で「私たちの横浜」とつながっていることになります。
1996年、当時の高秀横浜市長の発案により始まります。その後(社)横浜青年会議所のJC活動(街づくり運動)の一環として2000年に行われた「第19回 横浜開港祭 横浜はじめて物語 チャリティー吹奏楽コンサート ザブラスクルーズ 2000」は大きな感動と勇気を与え、今後も継続していくようにと多くの要望が寄せられました。これにより経済団体、横浜市はもとより、国政県、市他関係組織、各界のご指導、ご協力のもと出演団体代表者等をはじめ吹奏楽指導者や愛好家等多くの市民ボランティアの参画により「横浜開港祭 ザブラスクルーズ実行委員会」が結成されました。翌年の「第20回 横浜開港祭」から同時開催(関連)イベントとして「横浜開港祭 チャリティー吹奏楽コンサート ザブラスクルーズ」は企画・開催されています。
今年も、この「開港」によって始まった横浜の歴史と共に「日本吹奏楽発祥の地、横浜」を記念したコンサートを「吹奏楽」と「国際文化都市-横浜」の推進、海洋思想への理解(海上保安庁活動)と支援、「青い羽根:チャリティー募金(日本水難救済会)」支援と併せて、さらにアピールするための手段として「第38回 横浜開港祭」支援同時開催イベントとしての参画を決議いたしました。
今年も昼・夜の2公演で開催します。青い羽根募金と東日本大震災復興と被災者の方々への支援となることを併せて目指します。
昼公演は12時01分開演。小・中・高校・一般吹奏楽団から自衛隊音楽隊(調整中)の模範演奏で構成。どの団体も吹奏楽コンクール等において素晴らしい実績を持つ日本を代表する団体を迎え、テーマを「響」と銘々して開催。
夜公演は18時30分開演。地元横浜から横浜市消防音楽隊が冒頭を飾り(座奏)、マーチングユニットが、テーマを「志」と銘々してコンサート(立奏)を開催します。
このように今年も注目の内容が盛りだくさんで開催を準備している「横浜開港祭 チャリティー吹奏楽コンサート ザブラスクルーズ」は、「もっと吹奏楽を!」と題して誰でも楽しめる、横浜ならではの日本を代表する音楽隊・吹奏楽団等が集うコンサートです。
音楽が好きな皆様には是非ご覧いただき、コンサートをさらに盛り上げていただきたくお願いいたします。
動画
お問い合わせ先
メールアドレス:usmc6120@yahoo.co.jp
お問い合わせフォームURL:http://www.the-brass-cruise.org/
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