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プログラム
関学出身の作曲家達のピアノ独奏曲 ピアノ独奏:清水友美
大澤壽人:富士山 山田耕筰:黎明の看経 佐原詩音:落下する秋、静か -茅ヶ崎市美術館-
近藤浩平:海辺の雪~震災と津波の犠牲者への追悼 (映画「にしきたショパン」に登場する左手のピアノ曲)
連弾のための組曲「島」 ヒロシマの戦後を描く演劇「島」のための劇音楽による朗読/演出付き上演
作曲:近藤浩平 脚本:堀田清美 構成・演出:清水友美 朗読:岩井智恵、清水友美
ピアノ演奏:清水友美、佐藤浩紀
(プログラムは、変更になる場合があります)
主催:関西アートミュージック・プロジェクト 共催:株式会社Office Hassel
後援:特定非営利活動法人 日本現代音楽協会、一般社団法人 日本作曲家協議会
一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)
予約、問い合わせ:近藤浩平 contact@koheikondo.com TEL:090-7758-5656
テケトでの前売りは1月21日24時までで終了します。
当日券がありますので、会場に直接お越しください。当日受付での精算で結構です。
出演者
清水友美 ピアノ・朗読・演出
武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。現代音楽演奏コンクール “競楽Ⅵ”第3位等、多数入賞。’02年Luc Ferrari氏の作品を演奏するピアニストとして1位選出されソロリサイタルデビュー。’07年以降ビートルズを素材に、複数の作曲家による新作でツアーを行う。’09年TWS 「EXPERIMENTAL SOUND & ART FESTIVAL」にて演奏やダンス、語り、映像等を組み合わせたソロパフォーマンスで奨励賞。POPSバンド「foolish fish」ではVoを担当し、ミュージカル、演劇やダンス公演の作曲も手掛ける。FM湘南ナパサ「清水友美のLOVE湘南」毎週土曜放送中。http://ameblo.jp/tomomi-shimizu/
佐藤浩紀 ピアノ
準周期的ポテンシャルを持つ1次元離散シュレーディンガー作用素のスペクトル集合を中心としえ自然科学に少し、
民族音楽や現代音楽を曖昧な中心として音楽に少し、また語学や食文化にも少し、関心があります。
岩井智恵 朗読
清水友美が主宰する演劇集団「ART Lounge」メンバー。神奈川県を中心に演劇等に出演している。
近藤浩平 作曲
関西学院大学で音楽学を専攻。2010 年ベルリン・ドイツ・オペラ<Klang der Welt Ostasien>作曲コンクール第2位
(室内楽)。左手のピアノ作品は舘野泉氏、智内威雄氏による演奏機会が多く舘野泉氏によりベルリン・フィルハーモニー室内楽ホールでも演奏された。「ヴァイオリンと打楽器の為の協奏曲」は、ブダペスト祝祭管弦楽団の日曜コンサートで演奏された。2016 年にはアリゾナ州にて Kondo Festival が開催された。「海辺の祈り~震災と原子炉の犠牲者への追悼」は世界各地で再演150 回を越える。山田岳氏初演のギター協奏曲、福村麻矢氏と関西フィルにより初演されたピアノ協奏曲、會田瑞樹氏初演のヴィブラフォン協奏曲、野村誠氏のための鍵盤ハーモニカ作品などもある。NTN回る学校の音楽プログラムも手がける。映画「にしきたショパン」でマドリード国際映画祭最優秀作曲賞。2023年4月16日には、アマービレ・フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会にて、大森香奈氏の独奏、松岡究氏指揮により「マリンバ協奏曲『アオバトの森』」が初演される。日本現代音楽協会会員、日本作曲家協議会会員。http://koheikondo.com
みどころ
茅ヶ崎から現代作品、日本のピアノ作品の演奏など多彩な活動を展開するピアニスト、パフォーマーの清水友美が来演。
関学ゆかりの作曲家、山田耕筰、大澤壽人、佐原詩音、近藤浩平のピアノ曲の演奏会を開催します。
映画「にしきたショパン」の音楽
阪神淡路大震災と左手のピアニストをテーマに、西宮を舞台に阪神間で撮影された映画「にしきたショパン」に主人公の
鍵太郎が作曲し凛子が弾く「左手のエチュード」という設定で使われている曲は、左手のピアニスト、智内威雄氏の委嘱
で書かれた「海辺の雪~震災と津波の犠牲者への追悼」という作品です。コンサートではこの曲の全曲が演奏されます。
「にしきたショパン」はマドリード国際映画祭で最優秀作曲賞を受賞しています。
「海辺の雪」は、智内威雄氏をはじめ左手のピアニストの貴重なレパートリーとして国内外で再演を重ねている作品で、
智内威雄氏、舘野泉氏、沼光絵理佳氏、マキシム・ゼッキーニ氏も録音を行っています。
楽譜は、左手のアーカイブと音楽之友社から出版されています。
映画「にしきたショパン」公式サイト https://office-hassel.com/n-chopin/
関西学院出身の作曲家たち
山田耕筰は、1900年に当時、原田の森にあった関西学院中学部に入学、在学中に最初の作品を作曲しています。スクリアビンの影響も受けた個性的なピアノ曲は、杉浦菜々子氏の録音によるCD「近藤浩平&山田耕筰 ピアノ作品集」が出るなど近年、再発見されつつあります。大澤壽人は、1930年に関西学院高等商業学部を卒業後、アメリカ、ヨーロッパで国際的な作曲界第一線の時代の最先端の作曲を展開しましたが1936年に帰国。神戸女学院で教え、朝日放送や宝塚歌劇などの音楽もてがけました。近年、そのモダンな音楽が驚きをもって再発見されつつあります。佐原詩音は、関西学院大学社会学部社会福祉学科を卒業後、就職し企業などで仕事をした後、東京藝術大学音楽学部作曲科で学びなおした作曲家。作風は多彩で、次々と作品を発表しています。在学時には関西学院交響楽団に在籍していました。
ヒロシマをテーマにした演劇の音楽を原曲とする連弾のための組曲「島」
2001年に神戸アートビレッジセンターで劇団神戸自由劇場が戦後のヒロシマの被曝者の暮らしをテーマにした演劇「島」(堀田清美作)を上演しました。その際に近藤浩平が作曲した劇伴を素材に作曲された作品。元の芝居の中の台詞の抜粋朗
読付きの演出で演奏されます。
瀬戸内の美しい島の風景を背景に被曝者の戦後の不安と希望を描く演劇ですが、音楽は美しい海の音楽です。
この演劇の主人公のモデルは核兵器廃絶運動に長く尽力され、2021年に亡くなられた故坪井直氏と言われています。
作曲:近藤浩平 脚本:堀田清美 構成・演出:清水友美 朗読:岩井智恵、清水友美
ピアノ演奏:清水友美、佐藤浩紀
動画
お問い合わせ先
その他のお問い合わせ先:近藤浩平 contact@koheikondo.com
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