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プログラム
ヨハネス・ブラームス:
クラリネット三重奏曲 イ短調 作品114
Clarinet Trio in A minor, Op. 114
木下 正道:
「ただひとつの星にしがみつけ、最も遠い星に I 」クラリネット、チェロとピアノのための
Accroche-toi à une seule étoile. La plus lointaine Ⅰ for clarinet in A, violoncello and piano
+アンコールの演奏があります
公演当日に配布したプログラム:
https://drive.google.com/file/d/19P5ZGIqEoAg79DDd4ZL_5fcybkZVL7py/view?usp=sharing
文化庁「ARTS for the future!2」補助対象事業
出演者
Clarinet: 岩瀬 龍太
Violoncello: 北嶋 愛季
Piano: 川村 恵里佳
みどころ
(これは10/28に開催しました公演のアーカイブ配信です。)
本企画はクラリネット三重奏(クラリネット、チェロ、ピアノ)という日本においてはマイナーである編成の著名なレパートリーの紹介および拡充、そして魅力や可能性を聴衆に対して十全に伝えることが主たる目的です。演奏会は10/28(Vol.1-1)と11/30(Vol.1-2)に1回ずつ行われ、10月ではヨハネス・ブラームスの作品番号114と木下正道の新作、11月ではヘルムート・ラッヘンマンのアレグロ・ソステヌートと黒田崇宏の新作というプログラムとなっています。(この配信はVol.1-1の方です。)
さて、ブラームスの作品は近代以前のレパートリーとして不動の立ち位置となっており、また、現代音楽の作曲家たちに多大な影響を与えた作曲家であるラッヘンマンの同編成の作品はおそらく死後もレパートリーとして残っていくことは間違いないです。彼の作品に見受けられる特徴としての特殊奏法による噪音と沈黙といった要素は、後進の作曲家たちや演奏家たちにとってもはや普通になっているのも、今後も残っていくであろうという予見の理由です。
次に、木下正道と黒田崇宏の2名の日本人作曲家がクラリネット三重奏という編成での新作を書くことについての理由を記していきます。ブラームスのトリオは約25分、ラッヘンマンのアレグロ・ソステヌートは約32分と、中々の長さの作品である一方、木下、黒田両氏は共に30分以上の室内楽作品を複数発表しており、長い作品を書くことには問題なく、本企画においても約40分、もしくはそれ以上という長い作品を書くことが2人の意志としてあり、ドイツ人2人と日本人2人という、恰も1対1かの如く構図を作りたいという意図があります。更にはブラームス、ラッヘンマンの作品はドイツ音楽の伝統の上にあり、ドイツ的な時間感覚や構造を持っていますが、それに対する木下、黒田の各々の作品が個性的な時間感覚や構造を備えているため、その対比を示したい意図もあります。
文化庁「ARTS for the future!2」補助対象事業
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その他のお問い合わせ先:tkhrkuroda@gmail.com
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