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プログラム
・Sekar Jagad(宇宙の花)【委嘱作品】(Sop, Bar, Fl, Cl, Sax & Mnd) グー・ウェイ
・Attempts: iki(su)ru [2024/25]【委嘱作品】(Sax & Mnd) チョン・フィチン
・ルナ・ランデブー【公募作品】(Fl, Sax & Mnd) A.バイター
・フルートとマンドリンの二重奏曲 G.F.ジュリアーニ
・おいで、いとしのツィターよ(Sop & Mnd) W.A.モーツァルト
・俳句組曲(Sop & Mnd)小林由直
・「寝息のような春」〜森たかみちの詩による7つの歌〜(Bar & Mnd) 壺井一歩
・プレリュード・フォー・コンサートNo.2「梟」(Cl & Mnd) 壺井一歩
その他
出演者
柴田高明(マンドリン)
ドイツ・カッセル音楽院器楽教育課程マンドリン科にて学ぶ。
日本やドイツのマンドリン独奏コンクールに数多く入賞。リサイタルを国内各地で開催し、CDはこれまでに日本国内盤「麗しき薔薇を知る者」、「クロニクル〜マンドリン音楽の300年」、「冬のエレジー~マンドリンと弦楽トリオの為の現代邦人作品集」を、またドイツにて「sky blue flower」を発売。レパートリーは幅広く、現代音楽の分野でもロゼッタ(音楽アンサンブル/アートコレクティブ)のメンバーとしての活動の他、多くの新作初演を行なっている。
ソリスト・講演者として、ヨーロッパやアメリカの国際音楽祭、国際シンポジウムに招待参加。マンドリン専門誌「奏でる!マンドリン」では,2008年の創刊当初より2021年までマンドリンの歴史や奏法などに関する記事を連載するなど、演奏・研究両面で広く活躍している。マンドリンオーケストラの分野でも、マンドリンオーケストラ・ギルドを主宰、またフィラルモニカ・マンドリーニ・アルバ・サッポロのゲストコンサートマスターの他、宇治マンドリンアンサンブル フローラ、アンサンブル・カノン、京都大学マンドリンオーケストラ各技術顧問、ジャパン・スーパーユース・マンドリンオーケストラ講師を務める。
大阪音楽大学ギター・マンドリン専攻非常勤講師。日本マンドリン独奏コンクール、並びに全国高等学校ギター・マンドリン音楽コンクール各審査員。
木下正紀、G.ワイホーフェン、S.トレッケルの各氏に師事。
グー・ウェイ(作曲)
シンガポールの作曲家。ジョン・ホプキンス大学にて作曲の音楽芸術学博士号を取得、音楽理論の大学院助手に任命された。作曲家として、シンガポール国立ギャラリー、スミソニアン環境研究センター、宇宙望遠鏡科学研究所、アジアン・アート・イニシアティブなどとコラボレーション。作曲をケヴィン・パッツ、オスカー・ベティソン、デヴィッド・スムーク、ロブ・キーリー、ゼカリア・ゴーに師事。
チョン・フィチン(作曲)
1986年マレーシア生まれ。東京音楽大学大学院音楽研究科音楽専攻博士後期課程(作曲)修了。2014年に東京音楽大学長賞、2017年にComposers+ Summer AcademyのBest Solo Composition for accordionを受賞。作曲をアルベルト・ポサダス(スペイン)、原田敬子、西村朗、北爪道夫、イー・カ・ホゥ(マレーシア)に、ピアノを廻由美子に師事。
上田希(クラリネット)
大阪音楽大学卒業、ジュリアード音楽院修士課程修了。第68回日本音楽コンクール第1位入賞、第5回松方ホール音楽賞大賞ほか受賞多数。06年next mushroom promotionメンバーとしてサントリー音楽財団より佐治敬三賞を受賞、20年アンサンブル九条山として音楽クリティック・クラブ賞奨励賞・大阪文化祭賞奨励賞を受賞。加えて、神戸市室内管弦楽団・いずみシンフォニエッタ大阪各奏者、大阪音楽大学・京都市立芸術大学・同志社女子大学非常勤講師も務める。個人サイト:www.nozomiueda.com
江戸聖一郎(フルート)
京都市立芸術大学大学院音楽研究科博士(後期)課程修了。フランス国立オールネイ・スー・ボワ音楽学校においてパトリック・ガロワ氏に師事し、同校を審査員満場一致の一等賞を得て卒業。ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団のフルート奏者として演奏活動を行う一方で、フルート奏者4名によるパフォーマンス・グループ「アンサンブル・リュネット」のメンバーとしても活動している。沖縄県立芸術大学専任講師。大阪音楽大学非常勤講師。
大井卓也(バリトン)
京都市立芸術大学音楽学部卒業。大阪市立大学大学院文学研究科前期博士課程修了。これまでに声楽を小林まゆみ、折江忠道の両氏に師事。第13回みえ音楽コンクール声楽部門三重県知事賞受賞(第1位)。アートコレクティブ「マルガサリ」および「ロゼッタ」に所属。また一般財団法人たんぽぽの家のスタッフとして、障害のある人たちの芸術創作に関わっている。
日下部任良(サクソフォン)
京都府亀岡市出身。愛知・京都・広島を拠点にソロや室内楽で活動し、また吹奏楽・管弦楽団の客演を務めている。広島ウインドオーケストラおよび現代アンサンブル・ロゼッタ所属。1st.アルバム『CHANT』レコード芸術《特選盤》音楽現代《推薦盤》選出。愛知県立芸術大学音楽学部首席卒業。ウィーン市立音楽芸術大学大学院を最優秀の成績にて修了。京都女子大学非常勤講師(木管楽器)。
清水希(ソプラノ)
京都市出身。京都市立音楽高等学校(現 京都市立京都堀川音楽高等学校)を経て京都市立芸術大学音楽学部卒業。同大学大学院音楽研究科修士課程修了。京都音楽家クラブ主催新人演奏会出演。第19回KOBE国際音楽コンクールC部門奨励賞受賞。2016年声楽コンクールin OSAKA 大阪府知事賞受賞。後進の指導にも力を注いでいる。京都子どもの音楽教室特別研究員。京都音楽家クラブ会員。
みどころ
「A Mandolin with」は、マンドリン奏者柴田高明が開催するリサイタルにおいて、新たな「マンドリンを含む室内楽作品」を創作する室内楽プロジェクトです。マンドリンという楽器は、ヨーロッパにて確かな歴史を有しているものの、現在楽器としてのポジションが確立されているとは言えず、現代において生み出されるレパートリーの少なさの原因となっています。古くからリュートが重要な楽器として流行していたこと、また日本の琵琶や三味線のように、西洋音楽に限らず世界各地で撥弦楽器は重要な地位を占めています。その中でも、ヴァイオリンと同音域の撥弦楽器であるマンドリンは、今後より重要な役割を担う可能性を持っています。
本企画は、マンドリンが歩んできた歴史を踏まえ、マンドリンという楽器が現代音楽における重要な選択肢となることを目指すものであり、
- 古典から現代までに作曲された既存の作品
- 今回のプロジェクトのために作られた新曲
により構成されます。特にアジア圏の作曲家への委嘱を進めており、将来に向けたマンドリンを含む室内楽のレパートリー拡充を図ります。
お問い合わせ先
メールアドレス:shibatakatan@gmail.com
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