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プログラム
エルガー:ヴァイオリン・ソナタ
エルガー:ピアノ五重奏曲
フィンジ:間奏曲(オーボエと弦楽四重奏)
フィンジ:エレジー(ヴァイオリンとピアノ)
出演者
アビゲイル・ヤング(ヴァイオリン)
江原千絵(ヴァイオリン)
山本一輝(ヴィオラ)
植木昭雄(チェロ)
藤田めぐみ(ピアノ)
吉井瑞穂(オーボエ)
みどころ
この公演には、オーケストラ・アンサンブル金沢のコンサートマスターを務めるアビゲイル・ヤングを中心に、世界で活躍する6人の実力派奏者が集います。
共演するのは、同じくOEKメンバーの江原千絵(ヴァイオリン)と植木昭雄(チェロ)、国内外で注目を集める山本一輝(ヴィオラ/クァルテット・インテグラ)、アビゲイルと長年の友情を育む藤田めぐみ(ピアノ)、そしてベルリン・フィルとも共演する世界的オーボエ奏者・吉井瑞穂。
ジャンルを問わず「このメンバーで演奏されるなら聴きたい」と思わせる布陣です。
では、今回どんな音楽が演奏されるのか?その“聴きどころ”をご紹介します。
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◎英国音楽の詩情と深み
今回のプログラムは、19世紀末から20世紀にかけての英国室内楽に焦点を当てています。
静けさの中に深い感情が宿る、そんな音楽たちです。
メインとなるのは、エドワード・エルガーのピアノ五重奏曲。
ロマン派の名残を湛えながらも、どこか影を帯びた美しさが魅力の作品で、エルガーの内面が色濃く投影されています。
とりわけ第2楽章の抒情性と、最終楽章に至るドラマは、実演でこそ味わえるものです。
また、ジェラルド・フィンジの《間奏曲》は、オーボエと弦楽四重奏のための短いながらも深い余韻を残す作品。
フィンジ特有の透明で内省的な音楽が、吉井瑞穂さんのオーボエによってどう描き出されるか、大きな聴きどころの一つです。
そしてもう一曲、《エレジー》は、フィンジが20代で書いたヴァイオリンとピアノのための抒情的作品。
若き日の彼の感受性がそのまま刻み込まれたようなこの曲を、アビゲイルさんと藤田めぐみさんの長年の信頼関係に裏打ちされたデュオで聴けるのも、今回の大きな魅力です。
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◎6人の音楽家が“再会”して生まれるアンサンブル
この演奏会のもう一つの魅力は、音楽家同士の関係性にあります。
アビゲイルさんと藤田めぐみさんは、イギリスのメニューイン音楽院で出会い、友情を育んできた長年のパートナー。
その2人が日本で再会し、音楽を共にする──これは、ただの共演ではなく“物語”です。
さらに、吉井瑞穂さんとアビゲイルさんは、これまで何度も海外の舞台で共演してきた盟友。
そこにOEKの仲間である江原さん、植木さんという信頼厚い奏者が加わり、
そして次世代を代表するヴィオリスト山本一輝さんが、このアンサンブルに新しい風を吹き込みます。
それぞれが独自のキャリアを持ち、世界を舞台に活躍している音楽家たちが、今この瞬間に東京で“響き合う”。
その場に立ち会えること自体が、特別な体験なのです。
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◎おわりに:今しか聴けない音楽を
コンサートの醍醐味は「その日、その場所」でしか出会えない音楽があること。
録音でもなく、配信でもなく、その場の空気の中で生まれる音が、人の心を動かします。
《アビゲイル・ヤング & フレンズ in Tokyo》は、まさにそうした一期一会の場です。
どうかこの機会を逃さず、ぜひ会場で音楽の奇跡に触れてください。
お問い合わせ先
メールアドレス:info@minorinome.com
お問い合わせフォームURL:https://minorinome.com/contact/
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