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プログラム
・ニコール・ゴードン(レオ・シロタ孫娘)によるビデオ・メッセージ
・サラ・デイヴィス・ビュクナーによるスピーチ
1.ブゾーニ:《献辞(Widmung)》
2.山田耕筰:《音の流れ》より3曲
3.J.S.バッハ:《幻想曲 ハ短調》BWV 906(レオ・シロタ校訂版)
4.ブゾーニ:《ソナチネ第5番「大ヨハン・セバスティアン氏に寄せて」》
(J.S.バッハ《小幻想曲とフーガ ニ短調》の自由編曲)
5.バッハ=ブゾーニ:《半音階的幻想曲とフーガ》
6.ブゾーニ:《対位法的幻想曲》(最終版)
出演者
サラ・デイヴィス・ビュクナー:ピアノ
サラ・デイヴィス・ビュクナーは、1959年生まれ。ニューヨーク・タイムズに「知性と誠実さ、圧倒的な技術を兼ね備えた音楽家」と評される世界的ピアニストです。ジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクール優勝、チャイコフスキー国際コンクール銅メダルをはじめ、エリザベート、リーズ、シドニーなど数々の国際コンクールで受賞歴を誇ります。ニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管、BBCフィルなど著名オーケストラと125曲以上の協奏曲を共演し、カーネギーホールやリンカーンセンターなど名だたる舞台に登場してきました。
録音も高く評価され、ブゾーニ編曲による《ゴルトベルク変奏曲》世界初録音はニューヨーク・タイムズ紙で特集され、アメリカ音楽の録音では数々の賞を受賞。2025年にはマルタ・アルゲリッチの招きでハンブルクのアルゲリッチ・フェスティバルに出演し共演を果たしました。
教育者としても国際的に活動し、ジュリアード音楽院や王立音楽院などでマスタークラスを行い、テンプル大学教授として後進を指導。さらに、現代を代表するトランスジェンダー音楽家としても注目され、多様性と包摂の象徴として活動を続けています。日本文化への深い愛着を持ち、阪神タイガースの名誉メンバーに任命されるなどユニークな親日家としても知られています。
みどころ
2026年、フェルッチョ・ブゾーニ生誕160年。J.S.バッハ未完の《フーガの技法》に触発された大作《幻想曲的対位法》は、対位法の極致を示す孤高の金字塔ですが、演奏機会は極めて稀です。
この作品を東京で響かせるのは、世界的ピアニストで日本文化にも精通するサラ・デイヴィス・ビュクナー。2016年のブゾーニ生誕150年記念リサイタルでも高い評価を受け、さらに2024年にはハンブルクのアルゲリッチ・フェスティバルでマルタ・アルゲリッチと共演し、その実力を認められています。
プログラムでは、ブゾーニの音楽が弟子レオ・シロタらを介して日本に伝わった過程にも光を当てます。来日し戦後まで活動したシロタは、日本の音楽界に大きな足跡を残しました。
東京では初となるビュクナーのソロリサイタル。演奏会を超え、過去と現在、日本と西洋をつなぐ「文化的対話の場」となるでしょう。
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