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プログラム
<当日スケジュール>
■8月19日(土)10:00〜17:45
10:00~11:30
(1)絵画と批評、芸術と文化:抽象表現主義、ネオダダ、ポップ・アート
11:45~13:15
(2)行為と身体:ハプニング、イヴェント、パフォーマンス
14:30~16:00
(3)物質と知覚、概念と政治:ミニマル・アートともの派、コンセプチュアル・アート
16:15~17:45
(4)芸術と環境:インスタレーションとアースワーク
■9/2(土)10:00〜17:45
10:00~11:30
(5)歴史と記憶、伝統と革新:新表現主義とその後
11:45~13:15
(6)メディアと技術:美術としての写真と映像
14:30~16:00
(7)社会への関与:ソーシャリー・エンゲージド・アート
16:15~17:45
(8)地球と地域:グローバル化とコミュニティ
※どちらか1日の受講でも大丈夫です。
[参考図書]
・井口壽乃、田中正之、村上博哉『西洋美術の歴史8 20世紀 越境する現代美術』(中央公論新社、2017年)
・ハル・フォスター、ロザリンド・E・クラウス、イヴ=アラン・ボワ、べンジャミン・H・D・ブークロー、デイヴィッド・ジョーズリット『Art since 1900 図鑑1900年以後の芸術』尾崎信一郎、金井直、小西信之、近藤学編(東京書籍、2019年)
・Godfrey, Tony. The Story of Contemporary Art. Cambridge,Mass.: MIT Press, 2020; London: Thames and Hudson, 2020.
・Arnason, H. H., and Elizabeth Mansfield. History of Modern Art: Painting Sculpture Architecture Photography. 7th ed.Boston: Pearson, 2013.
・H.H. アーナスン『現代美術の歴史 絵画彫刻建築写真』(美術出版社、1995年) 原著第3版(1986年)の全訳
・山本浩貴『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』(中公新書、2019年)
出演者
加治屋健司(かじや けんじ)プロフィール
東京大学大学院総合文化研究科教授。東京大学芸術創造連携研究機構副機構長。日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ代表。表象文化論・現代美術史。1971年生まれ。東京大学教養学部卒業。ニューヨーク大学大学院美術研究所博士課程修了。PhD(美術史)。著書に『絵画の解放 カラーフィールド絵画と20世紀アメリカ文化』(東京大学出版会、近刊)、編著に『宇佐美圭司 よみがえる画家』(東京大学出版会、2021年)、共編著に Shaping the History of Art in Southeast Asia, Art Studies, no. 3 (Tokyo: Japan Foundation Asia Center, 2017)、From Postwar to Postmodern, Art in Japan 1945-1989: Primary Documents (New York: Museum of Modern Art, 2012)、『中原佑介美術批評選集』全12巻(現代企画室+BankART出版、2011年―)など。
みどころ
加治屋健司さんより――
第二次世界大戦後に世界各地で作られた主な美術を学びます。多様な展開を見せる戦後美術・現代美術を、集団的な運動や動向としてよりも、個別の作家が行った選択の軌跡として理解することを目指します。その上で、美術表現が歴史や社会とどのように関係しているのかについても考察します。主に作品の画像を見せながら、歴史的、社会的背景を探ります。
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美術特講とは――
学校で使用されている「美術(アート)」の教科書は、日本と欧米では大きく異なります。
日本の「美術」の教科書は薄く、そしてなによりアートは自由に見ることが大事だと書いてあります。一方、欧米の「アート」の教科書は分厚い。それは「アート」=「美術史」だからです。
現代美術の最前線の作品の背後にラスコー洞窟の壁画からはじまるギリシア・ローマ、キリスト教、ルネッサンス、印象派……と、そこには膨大なヒストリーとコンテクストがあり、それをどれだけ感受できるのかが重要で、それこそが長く教養の基準とされてきました。
残念ながら、日本の教科書では、それは学べません。そして、美術史を知らないから、いつまでたってもリテラシーが確立せず、"あいちトリエンナーレ問題"などさまざまな事件が起こってしまうのです。
美術特講では、最前線にいるトップクラスの研究者によって、大学半期分の授業を2日の集中講義で行います。クオリティの高さはもちろんのこと面白さも保証付きです。
※講義によっては、【1日集中講義】の場合もございます。
【COVER DESIGN】
羽良多平吉 heiQuicci HARATA
【協賛】
美術手帖
https://bijutsutecho.com/
美學校
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