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プログラム
『Final Fantasy for XI.Ⅲ.MMXI』
原案:福島県立いわき総合高校演劇部/構成・脚本:いしいみちこ
※2011年7月、福島県立いわき総合高校演劇部初演。
<リーディング>潤色・演出:豊嶋了子 出演:香川県立観音寺第一高校演劇部
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キャスト
ゆうな 田尾 優奈 ※原作は洋子
マナミ 遠藤 愛実 ※原作はキリカ
虎 久保 虎之介 ※原作はしゅうた
オースケ 渡辺 欧介 ※原作は高橋
タカト 中山 貴翔 ※原作はやすのり
菅 山口 遥
枝野 谷尾 倖
ホアンホアン院 平井 萌花
デンコ 髙津 和真
清水 山口 遥
犬 宮本 千聖(鳴き声は遠藤愛実)
牛 髙津 和真(鳴き声は遠藤愛実)
鮎 谷尾 倖(鳴き声は遠藤愛実)
ポリス 髙津 和真
ゲンシーロ 宮本 千聖
サルコジ 谷尾 倖
反原発派 遠藤 愛実、 宮本 千聖、 髙津 和真
東電 平井 萌花
ト書き 宮本 千聖
スタッフ
湿度・温度管理 観一演劇部
箱馬制作 観一演劇部
あらすじ
大震災・原発事故の影響による文化祭の中止を阻止するため、4人の高校生が、現在立ち入り禁止となっている北校舎に「復活の呪文」を探しに行く……。
みどころ
作者の言葉
この作品を創っていた時、私は猛烈に怒っていました。
経済優先で進んできた社会のひずみを目の当たりにし、それを放置してきた社会にも自分にも怒っていました。
やり場のない怒りをそのまま表現しようとしたけどうまくいかなかった。
演劇ではどうしても「嘘っぽく」なってしまうから。
そこで、子供たちの大好きなゲームの世界で笑い飛ばすという方法を取りました。
怒りながら笑い転げながら、私たちはこの作品を創りました。
日常が失われたとき、そのひずみを引き受けさせられるのはいつも弱い人たちです。
その弱い人たちを含め、私たちひとりひとり、最後には必ず「想像」によってつながり合うことができる。
そのつながりをこそ、演劇で考え続けたい。
(いしいみちこ)
演出の言葉
「10年前の震災のことって、覚えてる?」 半分以上の部員が首を振る。当時部員たちは6歳。小学校入学直前のタイミング。そりゃ 記憶はおぼろげだよなぁと。いや、それ以前に、東日本大震災自体が、遠い街での出来事 なのかもしれない。四国にいると、いつか来るであろう南海トラフ地震に怯える声は聞こ える。「太平洋側の地域の大学には進学したくありません」などど平気で言う。まるでそ の地域を悪者のように言う。それは高校生じゃなくて、周りの大人が言っているのかもし れない。
そうじゃなくって。
そうじゃなくって、地震から「逃げる」んじゃなく、地震とどう「向き合う」か。 遠い街の話じゃないよ。
東日本大震災のこと、ちゃんと向き合っておかない?
(豊嶋了子)
演出プロフィール[豊嶋了子 とよしまのりこ]
現香川県立観音寺第一高校演劇部顧問。丸亀高校在任中に全国高等学校演劇大会に3度出 場し、2015 年【用務員コンドウタケシ】で優秀賞、2018 年【フートボールの時間】で 最優秀賞受賞。昨年より全国高等学校演劇協議会事務局員として、生徒講評委員会に携わる。
チームのプロフィール
[香川県立観音寺第一高等学校演劇部] 香川県で一番西に位置する高校。愛称は『観一』(かんいち)。2021 年1月時点で演劇 部は2年生4名、1年生10名で活動中。モットーは『演劇は心』。現在は1年生中心の 活動となり、3月の公演会に向けて生徒創作の台本で稽古中。今年2月、本校が舞台にな った映画【青春デンデケデケデケ】(大林宣彦監督)が上映される『さぬき映画祭』に出 演し、原作の芦原すなおさん(本校卒業生)との対談などを行う予定。年間5~6本の公 演を行っている。