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プログラム
第1回 8/3 (土)
ソナタ1番 ロ短調 BWV 1014
ソナタ2番 イ長調 BWV 1015
Pause
無伴奏ソナタ2番 イ短調 BWV 1003
ソナタ3番 ホ長調 BWV 1016
第2回 11/17 (日)
ソナタ4番 ハ短調 BWV1017
無伴奏ソナタ3番 ハ長調 BWV 1005
Pause
ソナタ5番 ヘ短調 BWV 1018
ソナタ6番 ト長調 BWV 1019
コンサート前に、トーマス・マイヤー=フィービッヒ(国立音楽大学名誉教授)による解説があります。
出演者
三好孝市 Koichi MIYOSHI ヴァイオリン
吉田文 Aya YOSHIDA ポジティフオルガン
トーマス・マイヤー=フィービッヒ Thomas MEYER-FIEBIG 解説
みどころ
通常はチェンバロと共演されるバッハのヴァイオリンソナタ。今回はチェンバロの代わりに、手鍵盤だけの小型パイプオルガン=ポジティフオルガンを使用します。
オルガンのパイプの優しい音色と共に永遠の宇宙につながるバッハの響きを、鬼才・三好孝市のヴァイオリンでお楽しみください。
三好 孝市(ヴァイオリン) Koichi MIYOSHI
札幌生まれ。ヴァイオリンを札幌交響楽団創始者の荒谷正雄氏に師事。
札幌テレビ(STV)主催 北海道青少年音楽コンクールにて最優秀賞受賞。その後、浦川宜也氏、山口裕之氏に師事。北海道大学在学中に環太平洋音楽祭(PMF)に参加し、バーンスタイン、ティルソン=トーマスらの指揮のもとで演奏。大学卒業後、東京を拠点に、NHK交響楽団、オーケストラアンサンブル金沢、札幌交響楽団などのエキストラとして活動し、室内楽、ソロ等でも活躍。室内楽、ソロなどの活動を行う。
2021年には名古屋市内にて『無伴奏ヴァイオリンの限りなき挑戦~三好孝市ソロ・ヴァイオリン・シリーズ全6回~』を毎月1回のペースで開催し、好評を博したことは記憶に新しい。「シャコンヌ」などの有名曲はもちろんのこと、バロックから現代までの無伴奏曲の掘り起こしに努めた他、編曲作品をも採り上げ超難曲といわれる技巧的な作品の数々をも披露、また若手作曲家に新作を委嘱するなど積極的なこれらの活動は、内外に大きな反響を呼んだ。奏法を極めるにあたっては曲に応じて「バロック弓」を活用し、ヴァイオリン1本による表現の可能性を大きく広げ、多くの弦楽器奏者からも賞賛の声が挙がった。
2022年は新たな試みとして、奏者二人だけのステージに究極までこだわった『THE DUO』のシリーズを、そしてベートーヴェンのソナタ全曲を毎回異なるピアニストをお迎えする異色のコンセプトによる『ベートーヴェン・チクルス』など、ソロ、アンサンブルで活動中
吉田文 Aya YOSHIDA ポジティフオルガン
名古屋生まれ。幼少よりオルガニストを志し、中学卒業と同時に単身渡独。ドイツ国立ケルン音楽舞踊大学カトリック教会音楽科、並びにパイプオルガン科を卒業。ドイツ国家A級教会音楽家資格、ドイツ国家演奏家資格取得。
17歳で由緒あるパーダーボーン大聖堂のオルガン・ツィクルスに抜擢され、メシアンの「主の降誕」全曲を演奏して以来ヨーロッパ各地で活発な演奏活動を続けており、諸国のオルガンコンサート、音楽フェスティバル等に招聘されている。2014年にはベルリン・コンツェルトハウスより招聘を受けリサイタルを行った。
日本では1992年以来名古屋、東京、大阪、京都、札幌の諸コンサートホール等で意欲的なプログラムによるリサイタルを行い高く評価されている他、2006年より活動の拠点を日本に移し、オルガン音楽と教会音楽の普及に力を入れている。オーケストラ、合唱、諸編成アンサンブルのパートナーとして定評を受けている他、現代舞踊など異文化とのコラボレーションにも力を入れている。
1995年より2006年までケルン南部司牧地区教会音楽家として勤務。典礼音楽の総責任者、またコンサートシリーズの企画・運営、教会音楽フェスティバルの総監督としても活動。独自の企画による2枚組CD「Streiflichter」は多くの現地専門誌で高得点を得るなど、その芸術的価値は多大な注目を浴びた。
2012年にはTh. マイヤー=フィービッヒが補作完成、編曲を行なったJ.S.バッハの作品を集めたCD「Fantasy 1720」をニューヨークのzoho社からリリース。
平成27年度名古屋市民芸術祭特別賞受賞。令和3年度名古屋市芸術奨励賞受賞。
名古屋女子大学専任講師・准教授(保育内容演習「表現」、音楽一般)を歴任後、現在は名古屋音楽大学非常勤講師(パイプオルガン)、南山大学非常勤講師(教会音楽)。南山大学エクステンションカレッジ、朝日カルチャーセンター講師。名古屋オルガンの秋実行委員会代表。
トーマス・マイヤー=フィービッヒ Thomas MEYER-FIEBIG 解説
ドイツ · ビーレフェルト市マリエン教会の主任牧師を父とし、幼少の頃からパイプオルガンを始めとする教会音楽一般に多大な影響を受けながら育つ。
デトモルト国立音楽大学へ作曲専攻にて入学、作曲をJ. ドリースラーとG. クレーベに師事。1978年来日、国立音楽大学及び大学院にて作曲科の教授として後進の指導にあたる一方、ドイツ各地の大学にても特別講義講師としてたびたび招聘されている。2015年退官、国立音楽大学名誉教授。
作曲家としての活動の傍らオルガニストとしても活発な演奏活動を続けており、ドイツのエルツ山脈地方ナッサウのジルバーマン製作の歴史的オルガンにてCDを収録した。
お問い合わせ先
その他のお問い合わせ先:fuukinsha@gmail.com
kouichimiyoshi7@gmail.com
二宮音楽事務所 052-505-0151
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