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プログラム
【上映作品】
8月3日(日)
10:15 『ショートドキュメンタリーの魅力』 上映作品5本
https://www.asiandocs.net/short
13:00 『遠い愛を求めて タイの花嫁たち』 91分/デンマーク・タイ
https://www.asiandocs.net/heartbound
15:25 『街角の盗電師』 82分/インド
https://www.asiandocs.net/powerless
17:40 『霧の中の子どもたち』 92分/ベトナム
https://www.asiandocs.net/children-of-the-mist
20:05 『イスラエル主義』 84分/アメリカ・イスラエル・パレスチナ
https://www.asiandocs.net/israelism
出演者
【登壇者】
①『ショートドキュメンタリーの魅力』
舩橋 淳 (映画作家・専修大学客員 教授)
山本 政次 (映像作家・カメラマン)
伴野 智 (アジアンドキュメンタリーズ代表)
②【上映作品】『遠い愛を求めて タイの花嫁たち』
宇多丸[ライムスター]
落合 恵美子 [京都大学名誉 教授]
③【上映作品】『街角の盗電師』
宇多丸[ライムスター]
小西 公大 [学芸大学 准教授]
④【上映作品】『霧の中の子どもたち』
宇多丸[ライムスター]
吉井 千周 [椙山女学園大学 教授]
⑤【上映作品】『イスラエル主義』
宇多丸[ライムスター]
鈴木 啓之 [東京大学特任 准教授]
みどころ
①【ショートドキュメンタリーの魅力】
午前のプログラムでは、3つのテーマに分かれた短編ドキュメンタリー作品、計5本を休憩なしで一挙に上映します。
まずは、ドキュメンタリー専門配信サイト「アジアンドキュメンタリーズ」が手がけた注目の短編2作品『Love, Dad』と『バラナシ 死のホテル』。オンラインで高い評価を受けたこれらの作品は、人間の心に深く触れるテーマを繊細に描き出しています。
続いては、専修大学の学生たちが制作した2本のドキュメンタリー『神田らしいまちづくりに向けて』と『新たなる表現の場を求めて』。若者の視点から地域と表現について問いかけるフレッシュな作品です。
最後は、新潟県の佐渡島を舞台に、その自然や文化、魅力を伝える作品を上映します。島に息づく美しさと人々の営みを映し出し、観る者に深い感動を与える内容となっています。
ゲストには、専修大学客員教授であり映画作家でもある舩橋淳氏、そして長年にわたり佐渡の映像を撮り続けている映像作家・カメラマンの山本政次氏を迎え、トークセッションを実施します。聞き手はアジアンドキュメンタリーズ代表の伴野智が務めます。作品に込められた想いや制作背景など、ここでしか聞けない貴重な話が繰り広げられることでしょう。
https://www.asiandocs.net/short
②【上映作品】『遠い愛を求めて タイの花嫁たち』
欧州・デンマークのユトランド半島にある小さな漁村に、多くのタイ人女性が移り住んでいます。貧しいタイの女性たちが、漁村で暮らす孤独な男性のもとに嫁いでいるのです。はじまりは、タイの歓楽地パタヤでセックス・ワーカーとして働くタイ人女性と地方の寒村で漁師として働く孤独なデンマーク人男性との出会いでした。「必死に生きる女性」と「孤独に耐えられない男性」が二人を結婚へと導いたのです。国際結婚を実現した漁村に嫁いだ女性は、同じく貧困に苦しんでいた自分の姪を呼び寄せ、同じ村の男性と結婚させます。そして、さらにタイの新聞に「花嫁募集」の広告を掲載し、小さな村にタイ人女性とデンマーク人男性の夫婦を増やしていったのです。生きるためにタイからデンマークへ嫁いだ女性たちの、異文化結婚の波乱の人生を見つめます。 アフガニスタンの苛酷な戦場と兵士の苦悩を記録したドキュメンタリー映画「アルマジロ」でカンヌ国際映画祭批評家週間グランプリを受賞したデンマークの名匠ヤヌス・メッツ監督が10年間取材した渾身の作品。
https://www.asiandocs.net/heartbound
③【上映作品】『街角の盗電師』
インドの工業都市・カーンプルで繰り広げられる街の〝盗電師〟と電力会社との攻防を描いたドキュメンタリー映画。人口約280万人が電気を求めているはずなのに、実際の契約者は50万人。しかも、滞納者ばかりでまともな消費者が少ないという現実。それはなぜかというと、実際は誰もが電気を盗んでいるのです。活躍するのは、街の天才〝盗電師〟。彼は「世のため、人のため」、停電が起きるたびに電線に細工をして、違法配線でタダで電力を使えるようにしてくれるのです。苦境に陥る地域の電力公社に最高責任者として赴任してきたのが、敏腕の女性官僚。果たして軍配はどちらに上がるのか?
https://www.asiandocs.net/powerless
④【上映作品】『霧の中の子どもたち』
北ベトナムの山間に暮らすモン族の伝統的風習、「嫁さらい」に巻き込まれた14歳の少女の一部始終をカメラが追った。主人公のジーは学校に通いながら、家業の藍染めや農業、家畜の世話などを手伝う。父親は一日中酒に酔っていて、母が生活を切り盛りするため、子どもは大切な労働力でもあるのだ。春節の祭りの日、ジーはヴァンという少年と懇意になり、彼の家に連れ去られた。母親はジーを取り戻そうとするが、「嫁さらい」に親は関与できない。結婚を迫るヴァンと拒むジー。騒動は学校や両家の親族まで巻き込んで、二転三転してゆく。現代においても女性の人権を認めない、伝統的価値観が根強く残るモン族の社会を描いた作品だ。
https://www.asiandocs.net/children-of-the-mist
⑤【上映作品】『イスラエル主義』
ユダヤ系アメリカ人のシモーンは大学生の頃、反イスラエル議案が学生自治会に提出されると聞き、反対運動のために議場に入った。そこで彼女が耳にしたのが「占領」「入植」「アパルトヘイト」「民族浄化」というショッキングな言葉。真実を確かめるために、周囲の反対を押し切って一人パレスチナに入った。高校卒業と同時に祖国に移住し軍人となったエイタンは、パレスチナ人への拘束や暴力が常態化している現実を目の当たりにし退役。自分が経験したことを公に語り始めた。しかし、パレスチナに心を寄せイスラエルを非難することは、ユダヤ人社会では最大のタブーだった。祖国イスラエルに忠誠を誓う米国在住のユダヤ人が真実と出会い、自らの意思で新たな行動を起こす。「目覚めた」若者たちは世界を変えることができるのか。
https://www.asiandocs.net/israelism
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