みのりてんデュオ
2025年09月からteketを利用しています
団体紹介
フランス在住バロック・ヴァイオリニストの出口実祈(でぐちみのり)とオランダ在住・リュート奏者の上田朝子(うえだあさこ)による古楽デュオ。これまでに、東京や高松(たかまつ国際古楽祭)、リヨン(フランス)、ユトレヒト(オランダ)など国内外で演奏を行い、2024年にはヴァイセンブルン城(ドイツ)のアーティスト・イン・レジデンスにも選出される。
リュートとヴァイオリンによる最小単位のアンサンブルでありながら、精密さと機動力、即興的な自由さを兼ね備えた音楽づくりを特色とするユニットである。アンサンブル名は、17世紀ウィーンの修道院に残された手稿譜「ミノリテン手稿譜」に由来し、この知られざる音楽を現代の聴衆と親密な空間で共有することを目的として設立された。レパートリーは17世紀オーストリア音楽にとどまらず、同時代のイギリス、フランス、イタリアにも及び、さらに現代作曲家による新作初演にも意欲的に取り組んでいる。演奏形式においても、伝統的なステージ上のみでの演奏にとらわれず、演奏者が空間を移動しながら演奏するなど、聴衆とのより深い関係性を築く演出を重視している。
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