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プログラム
こちらはアーカイブ配信チケット販売ページです。
ご購入いただいた方には、配信開始前日までにメールにて配信ページのご案内をお送りいたします。
※会場チケットはこちらから: https://teket.jp/10278/52232
◆会場公演日時◆
2025年 9月26日(金)
昼夜2回公演(同一プログラム)
①昼公演 13:00開演(12:30開場)
②夜公演 18:00開演(17:30開場)
◆チケット料金◆
【アーカイブ配信視聴チケット】
2,500円
【会場チケット】
全席自由 一般4,500円/学生2,500円
◆プログラム◆
●ウィリアム・バード(c.1540-1623):ウォルシンガム
●ジョン・ブル(c.1562-1628):ファンタジア "Mr.Dr.Bull"
●トマス・トムキンス(1572-1656):
この心乱れる時代のための悲しきパヴァーヌ
●ヘンリー・パーセル(1659-1695):
組曲第7番/音楽が愛の糧であるなら
●G.F.ヘンデル(1685-1762):
シャコンヌ ト長調 HWV435
●イングランド王 ヘンリー8世(1491-1547):Though some saith
●ジョン・ダウランド(1563-1626):流れよわが涙
ほか
※曲目は変更となる場合がございます
出演者
流尾真衣(スピネット、チェンバロ)
ゲスト:谷口洋介(テノール)
みどころ
ルネサンス後期からバロックにかけてのイングランドの音楽には、さまざまな魅力が詰まっています。珠玉の鍵盤音楽、リュートソングなどの歌曲、日本でもよく知られた民謡、シェイクスピア作品と繋がりのある楽曲…などなど。今回は、エリザベス1世の時代を中心に、ジョージ2世時代までの鍵盤音楽と声楽作品を取り上げます。
エリザベス朝──エリザベス1世(在位1558年〜1603年)の庇護のもと、イングランドの芸術文化が花開いた黄金時代。“ブリタニア音楽の父”といわれるウィリアム・バードや超絶技巧で名声を博したジョン・ブルなど、「ヴァージナリスト」と呼ばれる鍵盤音楽家たちが活躍しました(「ヴァージナル」いう名称は、この頃のチェンバロ族・撥弦鍵盤楽器の総称でした)。
作曲・演奏技法共に充実した輝かしい作品群ですが、一方でこの時代の音楽は独特の陰影をたたえています。当時のイングランドはヘンリー8世以来の宗教的動乱のさなかにあり、「国教忌避者」であるカトリック信者への弾圧は強まっていきました(上述のバードやシェイクスピアも国教忌避者としてブラックリストに掲載されていたのです)。シェイクスピアの四大悲劇のひとつ《ハムレット》で狂乱のオフィーリアが劇中で歌うバラッドと同じ旋律が変奏されていく『ウォルシンガム』は、数あるヴァージナリスト作品の中でも傑作といえるでしょう。
エリザベス1世崩御後も混乱は続き、清教徒革命が勃発。演劇や音楽など様々なものが禁じられ、国中の教会オルガンの破壊が行われました。政治・宗教的動乱によってイングランドの芸術文化はたいへんな打撃を受けますが、やがて王政復古後に活躍したヘンリー・パーセル、そしてドイツ出身のG.F.ヘンデルの音楽が、再び大輪の花を咲かせていきます。
今回はイングリッシュ・ダブルベントサイドスピネットとイタリアンチェンバロの2台の楽器で、ゲストにテノールの谷口洋介さんをお招きして演奏いたします。
イングランドの華の数々をお楽しみいただけましたら幸いです。
お問い合わせ先
メールアドレス:info.corrente.musica@gmail.com
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