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プログラム
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV 1001
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
パガニーニ:「うつろな心」による序奏と変奏曲 Op. 38
出演者
崔 文洙(ヴァイオリン)
水野ゆみ(ピアノ)
崔 文洙 Munsu CHOI
東京生まれ。3歳よりピアノ、6歳よりヴァイオリンを始め、篠崎功子、久保田良作、江藤俊哉の各に師事。桐朋学園子供のための音楽教室を経て、1983年桐朋学園大学ディプロマコース入学。在学中の翌年より1988年までの4年間、安田謙一郎弦楽四重奏団のメンバーとして活躍する。
1988年、ソビエト政府奨学金を受けチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院に留学。ダヴィド・オイストラフ門下で第一回チャイコフスキーコンクール優勝・ワレリー・クリモフ、ソビエト国立交響楽団第一コンサートマスターであるセルゲイ・ギルシェンコ両氏に師事し、P・ストリァルスキーからD・オイストラフと続くロシアの伝統的メソードを研究する。在学中よりショスタコーヴィチ弦楽四重奏団との共演やソビエト国立交響楽団に度々招かれ研鑽を積み、1994年同音学院を首席で卒業。数年に一度しか与えられない「ソリスト」の称号を外国人として初めて授与される。同時にヴァイオリン教授、室内楽アーティストの称号を取得。モスクワ音楽院ホール、ラフマニノフホール、レニングラード及びゴーリキーにてリサイタルを開催し高評を博す。1994年より、更に同音楽院の大学院にて研鑽を積み、教授のアシスタントを務める。同教授よりソビエト国立交響楽団のコンサートマスターに推薦されるが、9年間のモスクワ留学を終え1997年に日本に帰国。
同年、小澤征爾氏に認められ新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターに就任。2000年、ソロ・コンサートマスターに就任。指揮者からの信頼は厚く、 国内の他オーケストラからゲストとしての招聘や兼任の要請、またサイトウ・キネン・フェスティバルにおいても度々コンサートマスターを務める。新日本フィルハーモニー交響楽団においては楽団の更なる発展に向けて積極的に一役を担う一方で、ソリストとしても数々のコンチェルトを共演。
世界的ヴィオラ奏者ユーリ・バシュメット氏とのブルッフ:「ドッペルコンチェルト」、小澤征爾指揮 ベートーヴェン:「ヴァイオリンコンチェルト」(2003年)、クリスティアン・アルミンク指揮 ブラームス:「ヴァイオリンコンチェルト」(2005年) 、世界的ヴァイオリン奏者イヴリー・ギトリス氏とバッハ:「二台ヴァイオリンの為のコンチェルト」(2007年)、NJP定期にてショスタコーヴィチ「ヴァイオリンコンチェルト第2番」(2008年)、小澤征爾指揮 ブラームス:「ヴァイオリンコンチェルト」(2009年)、また2012年12月の新日本フィル定期演奏会ではダニエル・ハーディング氏とショスタコーヴィチの「ヴァイオリンコンチェルト第1番」を共演し絶賛を博す。2013年6月の大阪フィル定期演奏会ではレオン・フライシャー氏とベートヴェンの「ヴァイオリンコンチェルト」の共演。2008年6月には意欲的なプログラムによる独自のリサイタルで各方面から注目を集めた。
これまでにソリストとしても小澤征爾、ゲルハルト・ボッセ、クリスティアン・アルミンク、ダニエル・ハーディング、小泉和裕、レオン・フライシャー、上岡敏之各氏等と度々共演。長年ロシアに伝わるヴァイオリン・メソードの日本における唯一の伝承者として、また、自発的な音楽表現から生み出される気品に満ちた芸術性は高く評価されている。世界的チェリスト・指揮者である芸術家 故ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ氏との度重なる共演では「素晴らしいヴァイオリニストにして芸術家である」と称賛される。
現在、新日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・コンサートマスター、大阪フィルハーモニー交響楽団首席客演コンサートマスター、トリオ・エドアルテ主宰、アンサンブル・コントラスツ・コアメンバー、他ソリスト、室内楽奏者として多忙を極める。2016年第17回ホテル・オークラ音楽賞受賞。桐朋学園大学講師。本年度より武蔵野音楽大学客員教授。
みどころ
世界的なソロ・ヴァイオリニストであり、新日本フィル・大阪フィルの名コンサートマスターとして活躍している崔 文洙氏のミニ・コンサートと公開講座です。
お問い合わせ先
その他のお問い合わせ先:問合せ:武蔵野音楽大学演奏部 03-3992-1120