武蔵野音楽大学管弦楽団演奏会（東京公演）

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プログラム

指揮＝原田慶太楼

ショスタコーヴィチ：祝典序曲 Op.96

小田実結子：生まれかわりの旅 ～出羽の山々に想いを馳せて～

チャイコフスキー：交響曲 第４番 ヘ短調 Op.36

出演者

原田 慶太楼,　Keitaro Harada, Conductor

アメリカ、ヨーロッパ、アジアを中心に目覚しい活躍を続けている期待の俊英。2021年4月東京交響楽団正指揮者に就任。シンシナティ交響楽団およびシンシナティ・ポップス･オーケストラ、アリゾナ・オペラ、リッチモンド交響楽団のアソシエイト･コンダクターを経て、2020年シーズンからアメリカジョージア州サヴァンナ・フィルハーモニックの音楽＆芸術監督に、2024年4月には愛知室内オーケストラの首席客演指揮者兼アーティスティック・パートナーに就任。ヒューストン、インディアナポリス、メンフィス、ルイジアナ、ウエストバージニア、ツーソン、フェニックス、ハワイ等のオーケストラと共演。国内でもN響、読響、都響をはじめ多くのオーケストラと共演。オペラ指揮者としても実績が多く、アリゾナ・オペラのアシスタント・コンダクターとして、＜ドン・パスクワーレ＞＜連隊の娘＞＜カルメン＞＜トスカ＞ほかの作品を手がけてきた。シンシナティ・オペラ、ブルガリア国立歌劇場、ノースカロライナ・オペラで活躍。2010年タングルウッド音楽祭で小澤征爾フェロー賞、2013年ブルーノ・ワルター指揮者プレビュー賞、2014・2015・2016・2020・2021・2022年米国ショルティ財団キャリア支援賞を、2023年には日本人初となるトップのコンダクター賞を受賞。
1985年東京生まれ。インターロッケン芸術高校音楽科において、指揮をF.フェネルに師事。2006年21歳のときにモスクワ交響楽団を指揮してデビュー。
2009年、ロリン・マゼール主催の音楽祭「キャッソルトン・フェスティバル」にマゼール氏本人の招待を受けて参加。2010年には音楽監督ジェームズ・レヴァインの招聘を受けてタングルウッド音楽祭に参加、2011年には芸術監督ファビオ・ルイジの招聘によりPMFにも参加。これまでに、ロバート･スパノ、マイケル･ティルソン･トーマス、オリバー･ナッセン、ヘルベルト･ブロムシュテット、ステファン・アズベリーなどに師事。
子供たちが心から楽しめる本物の音楽を届ける事と、日本人作曲家の作品を世界に広めることをライフワークとし、東京交響楽団＆サントリーホール主催「こども定期演奏会」で取り組んでいる子供と若手作曲家による「新曲チャレンジ・プロジェクト」は自身の熱い想いが詰まった企画となって実現されている。
第29回渡邉曉雄音楽基金音楽賞、第20回齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。
2024年5月31日、2025年7月からアメリカオハイオ州のデイトン・フィルハーモニック管弦楽団音楽・芸術監督に就任することが日米で同時に発表された。日本で2つのタイトル、アメリカで2つのタイトル、原田は今新たな旅を始めようとしている。

みどころ

いま最も注目される指揮者・原田慶太楼が武蔵野音楽大学管弦楽団を率いて贈る、迫力と詩情あふれる一夜です。
華やかな金管のファンファーレが鳴り響くショスタコーヴィチ《祝典序曲》で幕を開け、若き作曲家・小田実結子（武蔵野音楽大学講師）による新作《生まれかわりの旅》では、日本の山々をめぐる心の旅を描きます。
そして後半は、チャイコフスキーの名作《交響曲第4番》を原田の手腕で壮大に描き出します。
エネルギーと感動に満ちたプログラムを、東京オペラシティの美しい音響空間でぜひご体感ください。

お問い合わせ先

メールアドレス：ensou@musashino-music.ac.jp
電話番号：03-3992-1120