開場/開演情報・チケット販売期間
チケットの種類・料金帯
全-料金帯
0円 ~ 0円
プログラム
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)
カンタータ第106番《哀悼行事(Actus Tragicus )》より-ソナチネ-
(ジョン・カミツカ:編曲)
フランツ・シューベルト(1797-1828)
ピアノ・ソナタ第11番 D960
モルト・モデラート
アンダンテ・ソステヌート
スケルツォ:アレグロ・ヴィヴァーチェ・コン・デリカテッツァ
アレグロ・マ・ノン・トロッポ
出演者
ジョン・カミツカ(ピアニスト)
ジョン・カミツカは、米国ニュージャージー州プリンストンに生まれました。父アーサー・カミツカは北海道江別市の酪農学園大学にて宣教師としての働きに従事し、母も札幌市の北星学園で教鞭をとりました。そのため、ジョンは少年期を日本で過ごしています。5歳で正式にピアノを始め、12歳までにソロリサイタルやオーケストラとの共演を経験しています。その後、東京の桐朋学園で研鑽を積み、音楽大学の名門インディアナ大学から奨学金を得て渡米し、アビー・サイモン、ジュリアス・ハーフォードに師事。さらに、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校で、ギルバート・カリッシュ、リチャード・グードとともに博士課程を修了した。ニューヨークではソフィア・ロソフのもとで個人指導を受けました。
ジョン・カミツカは、アメリカ、南米、ヨーロッパ、日本の各地で定期的に演奏活動を行っています。ニューヨークでは、リンカーンセンターのアリス・タリー・ホール、92nd ストリート Y、カーネギーホールのワイル・ホールなどの著名なコンサートホールで公演をしてきました。また、サウスカロライナ州のピッコロ・スポレート・フェスティバル、ロンドンのクイーン・エリザベス・ホール、セント・ジョンズ・スミス・スクエア、セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、ドイツのシュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、フランスのセルクル・ド・リュニオン・アンテルアリエやシャトー・ド・レルミタージュ、イタリアのテアトロ・ギオーネ、ローマ・アメリカン・アカデミー、カトリック大学、ボッロメオ学院、サンタ・チェチーリア音楽院ホールなど、世界各地の名高いホールで演奏しています。
2003年秋には、中国でリサイタルとコンチェルトを披露し、中国フィルハーモニー管弦楽団と共演しました。日本では毎年ツアーを行っており、東京・ヤマハホール、大阪・ピロティホール、神戸・文化ホールでのリサイタルのほか、全国各地でマスタークラスやコンサートを開催しています。アメリカ政府の文化親善大使としてブラジルツアーも行い、7都市で演奏を披露しました。また、ブラジルのテレビ文化局(TV Cultura)が、サンパウロ・テアトロ・ムニシパルでのリサイタルを特集した番組を制作し、現在も繰り返し放送されています。2005年にチャールズブリッジ出版より刊行されたアンナ・ハーウェル・セレンツァによるバッハの「ゴールドベルク変奏曲」についての著作には、ジョンの演奏による「変奏曲」が収録されており、この書物は2016年に再版されています。さらに、大学や音楽教育機関でのマスタークラスや演奏会のレジデンシープログラムにも定期的に招かれています。
オーケストラとの共演では、バッハ、ベートーヴェン、ブラームスのピアノ協奏曲を演奏し、ニューヨーク・チェンバー・オーケストラ、バード・ミュージック・フェスティバル・アンサンブル、サンパウロ交響楽団、アンサンブル・ムジーク浜松、中国フィルハーモニー管弦楽団などと共演しています。
ジョン・カミツカはヤマハ・アーティストです。
バッハ、ベートーヴェンをはじめとする収録作品は、YouTubeチャンネル「JohnKamitsuka1962」でご視聴になれます。
動画
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メールアドレス:agcac@aoyamagakuin.jp
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