プログラム
作:ヨン・フォッセ 翻訳:河合純枝
演出:三浦基
舞台美術:杉山至 照明:藤原康弘 音響:堂岡俊弘 衣裳:清川敦子 舞台監督:大鹿展明 制作:田嶋結菜
出演者
安部聡子 石田大 小河原康二 窪田史恵 小林洋平 田中祐気
みどころ
海辺に建つ古い家。初老の男と若い女。
逃れるようにやってきたこの場所で、ふたりの前に突然現れる若い男。
三角関係の話? いえいえ、人の孤独と、それゆえに他者をよすがとする人間の姿、
苛酷な自然が浮き彫りにする愛の物語。
========================================================
ノルウェー西海岸の出身であるヨン・フォッセは、この地方の言葉であり、ノルウェーの公用語の一つであるニーノシュクで作家活動を行なっています。このニーノシュク、新ノルウェー語という意味で、言文一致運動によって生まれた文語、つまり、話し言葉としては誰も使っていない言葉なのです。そう考えると、シンプルな言葉が少しずつ変化していくこの戯曲『だれか、来る』の新しい側面が見えてくるようです。あくまで短い言葉のやりとり、それでありながら執拗に繰り返される会話は日常生活の模写ではありません。次第にあらわになる深淵。そう、フォッセ戯曲には難しいことは一つも書かれていないのに、うっかりすると深みに落とされるような、静けさと緊張感があります。ちなみに、地点の上演では、三人芝居を6人で演じることによって、スピードを倍加させています。効果はいかに!?
販売期間
2020/11/7(土) 10:00 〜
2021/1/8(金) 23:59
お問い合わせ先
合同会社地点 075-888-5343 info@chiten.org
主催者団体情報

地点
多様なテキストを独自の手法で再構成・コラージュして上演する。俳優の声と身体を通して劇空間を創出。言葉の抑揚やリズムをずらす独特の発語は「地点語」とも言われ、意味…
多様なテキストを独自の手法で再構成・コラージュして上演する。俳優の声と身体を通して劇空間を創出。言葉の抑揚やリズムをずらす独特の発語は「地点語」とも言われ、意味から自由になることでかえって言葉そのものを剥き出しにする手法はしばしば音楽劇とも評される。代表は演出の三浦基。所属俳優は現在6名おり、すべての作品に出演している。 2005年、東京から京都へ移転。2013年、本拠地・京都に廃墟状態の元ライブハウスをリノベーションしたアトリエ「アンダースロー」を開場。レパートリーの上演と新作の制作をコンスタントに行う。2006年に『るつぼ』でカイロ国際実験演劇祭ベスト・セノグラフィー賞を受賞。チェーホフ2本立て作品をモスクワ・メイエルホリドセンターで上演、また、2012年にはロンドン・グローブ座からの招聘で初のシェイクスピア作品『コリオレイナス』を上演するなど、海外公演も行う。2017年、イプセン作『ヘッダ・ガブラー』で読売演劇大賞作品賞受賞。(法人名:合同会社地点)
チケット販売関連業務も、
ライブ配信関連業務も、
teket (テケト)ひとつで、
すべて完結します!
リアルイベントもライブ配信もサポートする
電子チケット販売サービス

- 審査不要で誰でも簡単に公演ページを作成できる!
- 即日公演ページ公開、即日チケット販売が可能!
- チケット電子化、座席管理、来場者分析機能を搭載!
応援コメント(0)