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プログラム
All Beethoven Program III
ヴァイオリン・ソナタ 第4番 イ短調 op.23
Sonata for Piano and Violin No. 4 in A Minor, Op. 23
ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 op.24 「スプリング・ソナタ」
Sonata for Piano and Violin No. 5 in F Major, Op. 24, "Spring"
ヴァイオリン・ソナタ 第10番 ト長調 op.96
Sonata for Piano and Violin No. 10 in G Major, Op. 96
(休憩あり)
With intermission
出演者
小林美恵(ヴァイオリン)
Mie KOBAYASHI, Violin
上田晴子(ピアノ)
Haruko UEDA, Piano
みどころ
ロン=ティボー国際コンクールヴァイオリン部門で日本人として初優勝の快挙を成し遂げて以来、日本が誇る実力派ヴァイオリニストとして意欲的に活躍する小林美恵が、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全10曲を3人の魅力溢れるピアニストと3回にわたって繰り広げるベートーヴェン・ツィクルス。全曲を通して聴くことで、ベートーヴェンの創造世界を共にたどり、ヴァイオリンとピアノの様々な対話の豊かな諸相を味わうとことができる。
第3回目は、これまでも度々共演を重ね、小林美恵がもっとも信頼を置いているピアニスト上田晴子と、4番と5番「スプリング・ソナタ」と10番のソナタを。4番と5番は当時一緒に出版され、4番の緊張感と5番の幸福感とが対になっていて、続けて聴くことにも意味を持つ。9番のソナタの10年後に書かれた10番は、全てにおいて超越した世界観を持ち、長年共演を重ねた2人にしか表現できないものが聴けるはず。
小林美恵のメッセージ
ヴァイオリン・ソナタ10曲のうち9曲はベートーヴェンの若い頃の作品です。しかし生涯にわたり「ソナタ」というものに向き合っています。それぞれに違う顔を持ち、順番を追う毎に様々な展開を見せてくれ、その成熟と発展を辿る時、ベートーヴェンはいったい「ソナタ」に何を求めていたのかと思います。どんどん開拓され広がる世界に、ベートーヴェンの意志と内的エネルギーの充溢を感じ、勇気を貰うと同時に、ベートーヴェンの深化と純化された到達を体験することは、私達の生きる指針となり、その体現は演奏家の使命だと思うのです。
ピアニスト紹介
その昔、フランスで4番のソナタを初めて晴子さんと弾くことになって、パリ音楽院でのリハーサル中、ベートーヴェンの記した表示の意図がよくわからなくて、教授達に質問しに回ったことを懐かしく思い出します。今回、ベートーヴェンを弾こう!と思ったコンサートでも共演していただき、きっかけを作っていただきました。10番のソナタは4年前にも白寿ホールで共演していますが、今回はまた違った趣きになると感じています。(小林美恵)
チケットについて
プロアルテケトにて座席指定券のお取り扱い。(事前決済のみ。当日券の販売はありません。)
お問い合わせ先
その他のお問い合わせ先:「真鶴音楽会+実行委員会」メールアドレス info.miekobayashi2020@gmail.com
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