チケットの種類・料金帯
- 会員登録/ログインが必要です
1アカウントにつき、申し込み・購入できるのはイベント全体で1度
プログラム
── 国立駅 開業100周年 1926-2026 ──
KUNITACHI STATION
100th ANNIVERSARY
天氣よく秋氣清し
郊外の御散策をかねて
国立の御視察を希(ねが)う
1926年以来、赤い三角屋根とともに親しまれてきた旧国立駅舎。2006年に解体されるも、2020年に復原され、旧原宿駅舎の解体後は都内現存最古の木造駅舎文化財として、往時の面影を伝えています。2026年には、開業100周年を迎えました。
開業当初、電化前の路線には蒸気機関車が駆け抜けていました。駅舎は、旧帝国ホテル(1923)などで有名な近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの弟子が設計したとされ、目抜き通りのアイストップとして、独自の街並みを生み出してきました。
100年の音風景を、幻の「機関車」をはじめ昭和を彩ったタンゴとともにお愉しみいただきます。
11:00/13:30/15:00開演の各回30分程度
♫ 「機関車」(1914)
♫ 「ラ・クンパルシータ」(1917)
♫ 「リベルタンゴ」(1974)
ほかタンゴの名曲
※各回で一部曲目が異なります。
<口絵紹介>
口絵1=復原された旧国立駅舎(写真提供:国立市)
口絵2=開業初期の中央線国立駅(国分寺・立川間)大正15年(1926)頃
口絵3=くにたち駅
口絵4=甲武鉄道(中央線の前身)の開通ポスター「蒸気車往復繁栄の図」明治22年(1889)
口絵5=「立川村十二景」に描かれた甲武鉄道(明治時代)
出演者
1930年代ドイツ製バンドネオン「AA」(ドブレアー)をはじめ、ヴァイオリン、コントラバス、ピアノなど彩り豊かなアンサンブルでお贈りします。
動画
連絡事項
◆当イベントは【入場自由・事前登録不要】です。当日、直接会場へお越しください。
◆当イベントURL
https://teket.jp/3833/52208
<感染症対策>
状況に応じ、適切な対策を講じます。
\ Follow Us /
コンサート中止等の場合は、当日朝までにお知らせいたします。
●公式X(旧Twitter)
https://x.com/uot_tokyo
●公式Instagram
https://www.instagram.com/uot_tokyo/
▼お問い合わせ先
uot.japan@gmail.com
※回答にお時間をいただく場合がございます。
〜中央線、蒸気機関車、タンゴ〜
【芥川龍之介】『雪』
或冬曇りの午後、わたしは中央線の汽車の窓に一列の山脈を眺めてゐた。山脈は勿論まつ白だつた。が、それは雪と言ふよりも山脈の皮膚に近い色をしてゐた。
【芥川龍之介】『機関車を見ながら』
わたしの子供たちは、機関車の真似をしてゐる。(中略)手をふつたり、「しゆつしゆつ」といつたり(中略)なぜ機関車の真似をするか? それは(中略)機関車のやうに激しい生命を持ちたいからである。かういふ要求を持つてゐるのは(中略)大人たちもやはり同じことである。
【芥川龍之介】『蜜柑』
一つづしりと揺れて、徐(おもむろ)に汽車は動き出した。一本づつ眼をくぎって行くプラットフォオムの柱、置き忘れたような運水車、それから車内の誰かに祝儀の礼を言っている赤帽――そういうすべては、窓へ吹きつける煤煙の中に、未練がましく後へ倒れて行った。
【太宰治】『列車』
1925年に梅鉢工場という所でこしらえられたC51型のその機関車は(中略)ざっと200名からの旅客と10万を越える通信とそれにまつわる幾多の胸痛む物語とを載せ、雨の日も風の日も(中略)走った。(中略)列車の下から吐き出されるスチイムが冷い湯気となって、白々と私の足もとを這い廻っていた。
【宮沢賢治】『春と修羅 第二集』
雨の中から/黒いけむりがもくもく湧いて/機関車だけが走ってくる/ずいぶん長い煙突だけれども/まっ正直に稲妻も浴び/浅黄服着た火夫もわらって顔を出し/雨だの稲だのさっと二つに分けながら/地響きさせて走ってくれば/親方もにんがり笑い/工夫も二人腕を組む
【宮沢賢治】『月夜のでんしんばしら』
線路の遠くに、小さな赤い二つの火が見えました。汽車がごうとやってきました。汽缶車の石炭はまっ赤に燃えて、そのまえで火夫は足をふんばって、まっ黒に立っていました。
【宮沢賢治】『銀河鉄道の夜』
ごとごとごとごと、その小さなきれいな汽車は、そらのすすきの風にひるがえる中を、天の川の水や、三角点の青じろい微光の中を、どこまでもどこまでもと、走って行くのでした。
【吉川英治】『あるぷす大将』
きのう汽車ん中で見た新聞によると、ジャズはもう下火で、流行はタンゴだそうだ
【林芙美子】『シベリヤの三等列車』
タンゴなぞは禁止されているといっても走っている汽車の中です。(中略)皆の顔が生き生きして来ます
このイベントに関するお問い合わせ先
メールアドレス:uot.japan@gmail.com