開場/開演情報・チケット販売期間
チケットの種類・料金帯
全-料金帯
0円 ~ 0円
-
ご利用可能支払方法
-
- 購入方法について
プログラム
全国で頻発する豪雨災害は本当に「天災」なのか?
人間よりも自然に従う風変わりな造園家に3年間密着!
風のように草を刈り、イノシシのように大地を掘って
環境問題の根幹に風穴をあける奇跡のドキュメンタリー(101分)
〈主催〉杜人上映実行委員会 なますかーる
〈主催〉空組 住環工房
〈協賛〉2bananeira.(ドイスバナネイラ)
〈協力〉寺家ふるさと村 四季の家
出演者
矢野智徳
1956年福岡県北九州市生まれ。造園家。環境再生医。父親の矢野徳助氏が私財を投じて始めた花木植物園「四季の丘」で10人兄弟とともに植物の世話をして育つ。東京都立大学で理学部地理学科・自然地理を専攻。在学中に1年休学をして日本一周を敢行。各地の自然環境を見聞し、1984年、矢野園芸を始める。1995年の阪神淡路大震災によって被害を受けた庭園の樹勢回復作業を行う中で、環境改善施工の新たな手法に取り組み始める。1999年、元日本地理学会会長中村和郎教授らと共に、環境NPO 杜の会を設立。2017~2020年、一般社団法人「大地の再生 結の杜づくり」顧問。足元の住環境から奥山の自然環境の改善までを、作業を通して学ぶ「大地の再生講座」を各地で開催しながら、現代土木建築工法の裏に潜む環境問題に言及、その改善予防を提案し続けている。
みどころ
矢野智徳氏の見立てWSでの作業後、不思議な風を感じた。
「山の水や空気を浸透・循環させると、穏やかな風が通るのを感じられるよ」という、印象的だった矢野さんの言葉とリンクする。
そして矢野さんの話は続き、「今日、私達を取り囲む環境は、山の斜面が水を吸わず水が一気に駆け下りてしまい、土の中に水が含まれずコンクリートの河川に流れ去ってしまう状況となっている。」
更に矢野さんは、土の表層5cmを改善するだけで土に水を含ませられ、水と一緒に空氣も大地に含まれるのだと、、、。
「杜人」は、全国各地でこのように大地の声を聴き、大地を信頼し、黙々と大地の再生を目指す矢野智徳氏の記録映画です。
重要と思えるのは、私たち一人一人が、移植ゴテ1本で地面の表層を改善するだけで、風が抜け水脈が繋がり、地中に変化をもたらす手助けができるということ。
「杜人」を観た方の心の奥底に眠っている自然への信頼、畏敬、慈悲が、ますます目覚めることを願ってーーーーーー。
そして、この映画の上映が、寺家町の素晴らしい田園風景を後世に引き継いでいける一助になれば、とてもうれしく思います。
文責 上村 尚寛
お問い合わせ先
その他のお問い合わせ先:halnamaskar@gmail.com 米山
応援コメント(0)