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プログラム
17:35〜17:55
新作狂言「サンダリーノ-水車小屋の場」
18:15〜19:25
薪能「敦盛 二段之舞」
出演者
・新作狂言「サンダリーノ-水車小屋の場」
原作:新宮 晋
狂言監修:善竹 忠亮
脚本:上田 敦史
サンダリーノ:善竹 忠亮
ソラ・子供達:三田少年少女合唱団
笛:赤井 要佑
小鼓:上田 敦史
大鼓:森山 泰幸
太鼓:上田 慎也
・薪能「敦盛 二段之舞」
草刈男(前シテ):吉井 基晴
平敦盛(後シテ):上田 貴弘
草刈り男(ツレ):笠田 祐樹 / 梅若 雄一郎 / 上田 顕崇
蓮生法師(ワキ):福王 知登
里人(間狂言):善竹 隆司
後見:大西 礼久 / 笠田 昭雄 / 藤谷 音彌
地謡:上田 拓司 / 梅若 猶義 / 梅若 基徳 / 上田 大介 / 井戸 良祐
笛:赤井 啓三
小鼓:大倉 源次郎 (人間国宝)
大鼓:大村 滋二
みどころ
・新作狂言「サンダリーノ-水車小屋の場」
「生きとし生けるものは、色や形も大きさも、生き方だってみんな違う。だからよけいに好きになれる」
新宮晋の描く絵本の世界が狂言に!
地域の子供達が狂言の謡・舞を身に付けて、舞台に立ちます。
空を眺めるのが大好きな、三田市に住む8歳の女の子「ソラ」。いつもぼんやりしてるから周りからは「うわのそら」とからかわれたりするけれど、自分が将来大きなことを成す事だけは分かっています。
ある嵐の夜、雷とともに空から落ちて来たのは、大きな目と長い耳、色鮮やかな体を持つ不思議な生き物でした。ソラにはこの子がどこか遠い星からやって来たのだと分かります。こんな不思議な生き物が大人たちに見つかっては大騒ぎになってしまいます。そこで今は使われていない村はずれの壊れた水車小屋に隠してお世話をすることに。
三田にやって来たのだから「サンダリーノ」と名付けて、すっかり仲良しになったソラとサンダリーノ。テレパシーで色んなお話をしたり、空を飛んだりして遊びます。
ある夜、ソラの後を付けてきた仲間の子供達が水車小屋のサンダリーノを見てびっくり仰天大喜び。みんなでこの不思議な友達を護っていくことになりました。
・薪能「敦盛 二段之舞」
平家物語に語られる平敦盛は一の谷合戦当時、若干十六歳でした。息子ほどの年齢だった敦盛を手にかけてしまった熊谷直実は、その後出家し、蓮生法師となって一ノ谷にやってきます。
そこで敦盛の菩提を弔っていると、草刈りの男たちが現れ、うち一人が敦盛の霊であると蓮生に告げます。
織田信長が好んだとされる「人間五十年~」の詞章が有名な「敦盛」ですが、実はこの謡は能「敦盛」には登場しません。幸若舞という別の芸能での一節とされています。
能「敦盛」でも人の世の無常は大きなテーマとなっていますが、その悲哀だけに終始するのではなく、敵同士だった二人が仏縁によって真の友となるという部分に焦点を当てています。
また、敦盛は笛の名手としても知られ、武士よりも芸術家としての人生を望む、平安の貴公子のような美少年であったとされています。能「敦盛」の後半では、悲惨な戦の有様や修羅道の苦しみより、戦場の真っ只中にありながら、笛を奏で、今様を謡い、風雅に舞うという歌舞の演出に重きを置いており、能らしい反戦への思いが感じられます。
動画
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その他のお問い合わせ先:https://www.susumushingu.com/contactus.shtml
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