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プログラム
16:00 〜 開場
17:00 〜 17:30 新作子ども狂言「サンダリーノ-森のピクニック」
17:30 〜 17:45 合唱「サンダリーノの歌」(作詞:新宮 晋 / 作曲:清野拓巳)「星空 」「 空に落描き」(作詞:新宮 晋 / 作曲:TeN)
17:45 〜 18:10 休憩
18:10 〜 18:35 火入れ / 挨拶 / 解説
18:35 〜 18:50 狂言「清水」
18:50 〜 19:45 薪能「菊慈童」
出演者
・新作子ども狂言「サンダリーノ-森のピクニック」
原作・脚本:新宮 晋
構成:大倉 源次郎
狂言監修:善竹 忠亮
サンダリーノ:善竹 忠亮
子どもたち:三田少年少女合唱団
笛:赤井 要佑
小鼓:上田 敦史 , 三田少年少女合唱団
大鼓:森山 泰幸 , 桑田 悠(小3) , 森山 綾音(小2) , 桑田 來(小1)
太鼓:上田 慎也
・合唱「サンダリーノの歌」(作詞:新宮 晋 / 作曲:清野拓巳)「星空 」「 空に落描き」(作詞:新宮 晋 / 作曲:TeN)
指揮:小中 公平
ピアノ:髙橋 陽子
合唱:三田少年少女合唱団
・狂言「清水」
太郎冠者(シテ):善竹 隆司
主(アド):小西 玲央
後見:上西 良介
・薪能「菊慈童 (遊舞之楽)」
慈童(シテ):梅若 猶義
魏の文帝の勅使(ワキ):江崎 欽次朗
勅使の従者(ワキツレ):松本 義昭 / 江崎 太朗
後見:吉井 基晴 / 上田 宜照
地謡:上田 貴弘 / 上田 大介 / 藤谷 音彌 / 藤井 丈雄 / 上田 顕崇
笛:赤井 要佑
小鼓:大倉 源次郎 (人間国宝)
大鼓:大村 滋二
太鼓:上田 慎也
働き:梅若 雄一郎 / 上田 嶺貴 / 吉井晟朝
みどころ
・新作子ども狂言「サンダリーノ-森のピクニック」
遠い星からやって来たサンダリーノも、今では地球の子どもたちとすっかり仲良しになって、いっしょに過ごすことも増えてきました。そして今日は、いよいよ皆が楽しみにしていた森のピクニックの当日です。
さあ!食べ始めようというときになって、やっとサンダリーノには口が無い、だから食べられないということに気づきます。口が無いから、おいしいってことが分からない。そこで大さわぎになります。
おいしいってことが分かる喜び。地球人であることの幸せに、子どもたちは初めて気づきます。
・合唱「サンダリーノの歌」(作詞:新宮 晋 / 作曲:清野拓巳)「星空 」「 空に落描き」(作詞:新宮 晋 / 作曲:TeN)
・狂言「清水」
主人から茶会で使う水を野中の清水へ行って汲んでくるように言われた太郎冠者。面倒だからと清水に鬼が出たので逃げ帰ってきた事にします。すると主人は秘蔵の桶を惜しがり、自ら清水に行って探してくると言い出します。慌てた太郎冠者は先回りして面をかぶり、鬼になりすまします。脅かすだけでは飽き足らず、·調子に乗って主人に日頃の不満をあれこれ注文します。
いつの世も変わらない滑稽で愛すべき人間の姿を描く狂言の世界をお楽しみ下さい。
・薪能「菊慈童」
魏の文帝は酈縣山の麓から湧き出る不思議な力を持つ霊水の源を探るため、勅使一行を派遣します。勅使達はそこで一軒の庵を見つけ、様子を窺っていると、中から美しい少年が現れます。名を尋ねると、周の穆王(ぼくおう)に仕えた慈童と名乗りますが、周の穆王と言えば、七百年前の皇帝です。勅使は怪しみ、そなたは物怪の類ではと問うと、慈童は穆王直筆の二句の偈が書かれた枕を見せます。勅使は驚き、感銘を受け、二人でその言葉を唱えます。慈童は霊水の源はまさにここであると語り、勅使らとともに霊水を酒として酌み交わします。そして帝に長寿を捧げ、末永い繁栄を祈ります。
唐物の幻想的な情景と、謡曲詞章の清涼な趣、また小書「遊舞之楽」による軽快で重厚な囃子は、観る者を夢の異郷世界へと誘います。
毎年9月9日は陽の最大数9が重なる事から重陽の節句と言います。菊を用いて邪気を払い、長寿を祈る風習から「菊慈童」はまさに本日に相応しい演目と言えます。
この能に登場する慈童とは古代中国、周の穆王(ぼくおう)に仕えた童子の事です。ある時、皇帝の枕をまたいでしまったことで流罪となり、慈童は人も通わない酈縣山(れっけんざん)の山奥に捨てられます。穆王は彼を憐れみ、密かに法華経の二句の偈(げ)を書いた枕を与えて、いつも忘れずに唱えるよう諭します。慈童が菊の葉にその偈を写すと、葉の露が霊薬となり、飲んだ慈童は不老長寿の身となります。
七百年後、彭祖(ほうそ)と名を改めた慈童に長寿の術を伝授された魏の文帝は菊の盃で万年の長寿を祝ったことが、重陽の宴の初めと言われ、また能「菊慈童」の曲名の元にもなっています。
動画
お問い合わせ先
その他のお問い合わせ先:https://www.susumushingu.com/contactus.shtml
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